東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

春のわら細工民具「ほぼろ」製作講習会の準備(1/2)

2024年04月20日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 5月の連休時(5/3)に、わら細工民具の「ほぼろ」の製作講習会を開きます。その準備を始めました。今回は小さな駒を作りました。その理由は、参加する子供からペットボトル用のほぼろを作りたいとの希望があったからです。
 ペットボトル用のほぼろは装飾として色のついた毛糸を使います。今、その毛糸を巻いておくための駒は数個しかありません。そのため、二人分の駒12個を新たに作りました。小さな駒ですので、先日伐採したクルミの小枝を使って作りました。

      右:ペットボトル用ほぼろ,左:装飾毛糸を巻いておく駒


 径3cm位のクルミの真っすぐな小枝を選びました。その枝を10cmごとにノコギリで切りました。切断した枝一つ一つが駒になります。次にその駒の片方を鉈で尖らせました。最後に尖らせた先端とその下両サイドにヒートンをねじ込みました。これで駒の出来上がりです。とても簡単です。

  枝をノコギリで切断    鉈で片側を尖らす    ヒートンを取り付け
  

 駒が完成すると使いやすいか実際に毛糸を巻いてみました。すると毛糸が外れることもなく使いやすいことを確認しました。講習会当日、何種類もの色や柄の毛糸を持ち込みます。そして、子供達に好きな毛糸を選んでもらって駒に巻いてもらおうと思います。

     完成した小さな駒12個        試しに毛糸を巻いてみる
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする