東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

放課後学習 成器塾 で草木染め

2024年11月05日 | 子供の育成関連

 前回の放課後学習 成器塾では藍の葉などを使って草木染めをしました。最初に藍,インド藍,そしてヘナの葉を重ねて金槌で叩いて出た葉汁で直接布を染めました。次に、その背景を紫根や紅花で薄く染めました。
 今回は紅花だけを使っての草木染めです。紅花は黄色と朱色の2色の染料を含んでいます。最初に水に溶ける黄色で染めましたが、ちゃんと染まらなかったは失敗でした。続いて朱色で染めました。朱色はちゃんと染まりました。今回は保護者も参加しての草木染めでした。親子で楽しめたのではないかと思います。

            保護者と楽しく草木染めする子供達


 放課後学習が始まって数年になりますが、それなりに問題点もあるようです。他の小学校の一つではメニューが減り参加する子供の数が減ったとか。逆に増えすぎたため定員制にするような小学校もあるようです。私が思うに、少子化に加えて役場-保護者-地域の三者で放課後学習に期待する内容が違うためではないかと思います。学校,児童クラブ,クラブ活動,塾などと違って、放課後学習はボランティアなので期待が違うのは仕方が無いように思います。

 放課後学習成器塾の旗   草木染めの準備完了     染める布を縛る
  

 今回の放課後学習は特別に保護者が参加しました。保護者と児童は隣同士に座ってもらいました。指導員は親子を取り囲むように支援しました。最初、紅花で黄色に染めました。ところが、紅花は毛糸や絹のような動物性繊維によく染まるようで、今回用意した布は綿でしたのであまり染まりませんでした。次に紅花の朱色成分を取り出して染めました。今度は綺麗な朱色に染まりました。
 草木染めは今回で終わりで、次回は前回染めた布を額物織りします。子供達には針で縫うかミシンで縫うか最初に決めてもらおうと思っています。

     親子で楽しく草木染め      染色後、水で染料を洗い流す
 


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