東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

光市 伊保木~岩屋ウォーキング(1/2)

2015年04月30日 | 歴史探訪他ウォーキング



 当初、4月19日予定だった、光市 伊保木~岩屋ウォーキング。当日、雨のため今回29日まで延期となりました。雨で延期になったのは去年の呉麓山ウォーキング以来のことです。1年に1度位は延期になるものです。
 今回、朝刊の天気予報では午前中は雨の予想でした。このため、予備調査再調査下見,そして再下見までしたのに、気持ちが晴れやかではありませんでした。しかし、蓋を開けてみると朝から晴れでした。やれやれ良かった!再下見の時と同じように、平生でバスに乗り、伊保木バス停で降りて、のんびりとウォーキングを開始しました。

最初に磯邊八幡宮を見学    日差しの中、ウォーキング     慶宝寺の本堂
  

 伊保木バス停を降りると、すぐ近くの石階段を登りました。最初に現れた石鳥居は海に向かって立っています。国道188号線が通じる昭和12年まで、この鳥居からまっすぐ海に向かって参道があったと思われます。今、磯邊八幡宮を参拝するためには、横の細い道を登ります。そして、石鳥居から90度曲がって石階段を登ります。この周辺の神社の多くは宇佐神宮に由来します。今回、九州の大分県の山々がよく見えました。この神社もその昔、九州と何らかの関わりがあったのでしょう。

              防陽八十八ヶ所霊場の第四十七番札所の慶宝寺


 続いて、防陽八十八ヶ所霊場の第四十七番札所の慶宝寺に行きました。ご住職が住まわれる家の呼び鈴を押しましたが、留守のようでした。失礼ながら本堂を見学させていただきました。とても立派な作りでした。天井中央を見上げると、極楽浄土を表すのでしょうか、立派な天蓋がぶら下がっていました。その周りを干支と思われる墨絵の板絵がはめ込まれています。

   天井の見事な天蓋       とても立派な石垣        美土里窯を見学   
  

 慶宝寺は小高い位置にあるため、周防灘がよく見えます。長島,牛島,祝島,そして九州の山々などがよく見えました。慶宝寺の立派な石垣の間を降りると、次に美土里窯に向かいました。しかしながら、窯に関わる方にご不幸があったようでした。少しの会話をした後、喪服に着替えてお出かけになりました。その間、自由に見学してよいとのことでしたので、工房内を隅々まで見学させていただきました。いつか、簡単な陶器性カップなどを作るため再訪できればと思います。

            美土里窯の、ガス窯が置かれている裏部屋を見学


 美土里窯の、ある部屋には電動ろくろが2台,手回しろくろが10台位置いてありました。よくは分かりませんが、教わっている生徒さんが何人かいるのではないかと思います。美土里窯を出ると、周防灘を見下ろす道をどんどん進みました。山の緑と海の青のコントラストがとても映えていました。時々、足を止めながら景色を楽しみました。次の元正蓮寺に行く途中に、大師堂か何かの建物がありました。覗いてみましたが、何もありませんでした。それほど古くないため、最近閉鎖したのに違いありません。

  山の緑と海の青が綺麗    不思議な建物、大師堂跡?     元正蓮寺に到着
  

 お昼休憩は防陽八十八ヶ所霊場の第四十八番札所の元正蓮寺です。この元正蓮寺を調査した時にお世話になったTさんにご挨拶をしておきました。そして、本堂で休憩することをご了解していただきました。ありがとうございました。本堂にあがって拝んだ後、私は買い弁を食べました。今回はそれほどきつい歩程ではないので、また少人数でしたので、気兼ねなく談笑しました。

    防陽八十八ヶ所霊場の第四十八番札所の元正蓮寺の本堂で、楽しいお昼休憩


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