東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

タマネギ苗の補植

2010年12月22日 | 野菜:根菜
 先月11月にタマネギ苗を植え付けをしてから約一ヶ月経ちました。久しぶりにタマネギの育ち具合をよく観察すると数本の苗が立ち枯れたり消えていました。消えた原因は分かりませんでしたが、一本だけ立ち枯れていた苗がありました。その苗をよく見ると根元からポキリと切断されていました。このような原因はほとんどの場合ヨトウムシか根切り虫です。

                 タマネギ苗の姿が消えていた植え穴


 根元が切断されてした苗の地面を掘ってみると出てきました。ヨトウムシです。土の中に丸くなって隠れていました。しかし、掘り出したヨトウムシの様子が変です。ピクリとも動きませんし変色しています。このところの寒さや霜で死んでしまったようです。

   根元が切断されていたタマネギ苗           植え残したタマネギ苗
 

 タマネギ苗が枯れることを見越して苗を植え残していました。植え残した苗の中で一番よい苗を掘り上げました。植え残したとは言え根がしっかり張っています。強く引っ張り過ぎると根や茎が切れてしまいます。掘り上げるのに少し力の加減必要でした。堀り上げた苗は丁寧に植え付け(補植)しました。

   再植え付け(補植)するタマネギ苗              植え穴に苗を補植
 

 植え残した苗は、肥料をやっていなかったためかやや葉色が良くありませんでした。しかし、しばらくすれば他のタマネギと同じように葉色が良くなると思います。タマネギの植え付けは本来は11月なのですが、この冬季に植えつけてちゃんと着くかどうか心配です。

               根元が切断されたタマネギ苗の植え穴に苗を補植


 これで空いた植え穴はなくなりました。これから3月近くまで厳しい冬が続きます。霜が降りたり、霜柱が立ったり、雪が降ったりします。この冬を乗り越えてくれれば、3月以降どんどん育ちます。立派なタマネギが育つように今後も見守りたいと思います。

              補植したため、植え穴がタマネギ苗でうまった黒マルチ
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