すぷりんぐぶろぐ

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確実にコントロールができる勉強行動

2005年10月23日 | 読書
そもそも、本当にやる気になってるかどうかは、当人しかわからない。表面的にことらに同意しているようでも、別のことを考えているかもしれない。もちろん、心から同意している場合もあるだろうが、あくまでそこは推測の域を出ない。
しかし、これが表に現れる行動となると別である。心のなかはともかく、行動なら具体的かつ明確に観察できるから、確実にコントロールができる。
たとえば、子どもに勉強させるとき、当人が本当にやる気になっているかどうかはわからないが、机に向かって教科書を開き、英文を音読したり、計算問題を解くという行動は、誰の目から見ても明らかに勉強行動である。

和田秀樹『1+1=10を実現する仕事術』(三笠書房)


今大切なことは、
確実にコントロールできるものは確実にやるということである。
子どもの成長段階に合わせて何を習慣づけておくか
その習慣づけのために必要な方法をシンプルに行うことを
美辞麗句に惑わされて、とまどってはいけない。