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「無視する」教育技術

2005年10月17日 | 読書
いくつかの大学で物議をかもし出していますが、「無視する」という言い方がありますよね。「無視」ですよ。
このような技術は、今までの授業の中ではほとんど語られてこなかったのですね。個別対応という言い方はありますよ。でも、今はその子の相手をしない。今は相手をする時間ではない。というような言い方は、ほとんど見られなかったのです。

大森 修『横山浩之・大森修の医師と教師でつくる新しい学校』(明治図書)


特別支援教育の場では、しばしば出てくるこの「無視」は
明確に一つの技術として位置づけられているのだろうか。
しかし、私は教職経験の中で結構この「無視」という行動はとっていた。
それが意識的にできるようになったはいつ頃だったろうか。
自覚的に使ってこその教育技術だと思う。