すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

自己統制力をつけるためのネジ

2005年10月28日 | 読書
現代人に見られる品格のなさ、慎みのなさ、等々といった憂うべき姿に対しては、単なる対処療法ではなく、人格全体のあり方、「欲求、欲望」の自己統制に関わるメカニズムのあり方、を視野に入れた対応策が必要であることが明らかになるだろう。
梶田叡一「日本教育 2005.10」(日本教育会)


「自己統制」を具体的に教育現場でどう進めるかと考えたとき
いや、今まで行ってきたことや現在もしていることをあてはめて
その重点化を探ってみたとき
苦労をする、難儀をするなかに充実感を覚えさせるという原則が
浮かび上がってくる。
そして、それは何ひとつ新しいことではなく
毎日、そこでもここでもしている活動に
ネジを巻いていくことに他ならないことに気づく。