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走れ、走れ、パワーを授けるために

2007年12月05日 | 教育ノート
 今の学校ではあまりないけれど、以前勤めていた何校かでは、よく走る教師の姿が見られた。印象としては学期末か研究会近くが多いように感じている。そして、それは女性の割合が圧倒的か。たぶん女性の方が真剣に?走っているので強く残っているのかもしれない。

 その姿にどんな声をかけてあげるかが、職場の雰囲気になり、学校の風となる、そんな気がしている。

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 「師走」の語源は諸説ありますが、一番有名なのは「お坊さん(師)が忙しく走り回る月」ということです。師といっても教師ではありません(十分忙しい月ですが)。
 さて、この「師」という字の成り立ちも色々あり、興味深いものでした。
 左の部分は軍が戦いに向かうとき神に供える「肉」を表していて、右の「帀」は肉を切り分けるときの「刀」。従って「師」とは「肉を切り取ること」を言い、その「権限を持った者」に通ずるとのことでした。
 戦いへ向かう軍隊に、供えた肉を切り分け授けることは、戦うパワーを与えることに通じるのでしょうか。
 戦争はもちろん駄目ですが、パワーをつけるという点ではかくありたいと思う「師」の意味です。
(12/5)
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