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年を越すにもパワーが必要だ

2007年12月25日 | 教育ノート
 この頃は、誕生日よりも新年の方が「一つ齢をとった」という感覚にさせられる。そういえば「昔は誕生日など祝う習慣がなかった」という文章を何かで見かけたことがあった。
 ともあれ、あと一週間。いくつかの仕事や雑事は残っているが、比較的自由な時間が持てそうだ。いつもの年より綿密な計画立てをしながら、年越しを迎えたいと思っている。

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 「走」と「戉(エツ)」から出来ています。「走」は「はしる・あるく」ですが、「戉」は「まさかり」の意味です。
 この組み合わせから二通りの解釈がされています。
 一つは、まさかりのように足をぐっとひっかけてのりこえるということです。
 そしてもう一つは、まさかりが神に奉げられたことから、出発の時そのまさかりに足を乗せ、霊力・呪力を身に移して出かけていくという意味です。
 どちらにしても「越える・越す」にはパワーが必要であることがわかります。
 もちろん個々の思いとは関わりなく時は過ぎていきますが、節目には精一杯足を踏ん張って、神聖な力を感じつつ自ら踏み出していく…そんなふうに年越し、新年を迎えたいものです。
(12/25)
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