すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

記事タイトルにみる今どきの子

2012年01月18日 | 教育ノート
 冬休み前に、中学年以上の子供たちに(校内)「冬休みはがき新聞大賞」への応募を呼びかけてみた。
 幸い担任が協力してくれ、出来不出来はあるものの相当数が集まった。

 冬休みといえば、クリスマスから始まり年末年始、そしてスキーなどがあるし、少ない分量だからそんなにネタには困らなかったと思われる。ミニバスケの県大会もあったりで、予想したとおりにその件も多かった。
 もちろん、ディズニーランドなどへ出かけたことや、正月に親戚の子と遊んだ楽しさを書く子なども少なくない。

 そんななかで、高齢化した審査員(私一人)が目につけてしまう内容は、正月前後の暮らしを通したなんとなく家庭的なこと、郷愁を誘う?ことになったりするのである。

 取り上げた作品の、タイトル(見出し)としてはこんなところである。

・障子はりは大変だ
・ほこり大量!(大掃除のこと)
・手作りのおもち
・まだ年をこしていない!?(寝過ごしてそばを食べなかったこと)


 また、高学年の今どきの子らしいネタとしては、こんなところがユニークだった。

・年賀状きかく(今年の年賀状作成について書く)
・初!!一人旅(隣県へ電車で乗り継いでいく)
・冬にたきあびをした(空手の寒稽古のようである)
・動画で勉強した結果(クレーンゲームのこと)
・おっ!ケッコーいいかも!!(中学校の制服を着てみて)


 長い文章を書くのでなく、こういうトピック系のことだと結構面白い企画がでるし、これをグループ等でまとめて作るなんていうのも楽しいだろうなと、久々に授業アイデアモードになった。

 さて、締切をすぎてから出したある男の子のタイトルが、いつの時代も不変なことがあるものだと、顔を和ませてくれた。

・大変!宿題