すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

体力のない週末記

2013年01月20日 | 雑記帳
 金曜日は荒れた天候の中でのスキー教室。
 留守番なので一人職員室でばたばたしていたら,愛用の湯呑み茶碗を落としてしまい,ひびを入らせてしまった。

 実は備前焼。「万」近い金額で求めたものなので,がっくりである。
 さらに付き合いも長い。もう十数年は経っているはずだ。
 勤務した学校へ持ち歩いているので,たしか6校目だと思う。思い出もあるので少ししんみり。


 土曜日。体調がまだ完全ではない。
 風邪が治りきっていないのだと思う。天気がまずまずなので排雪のことも心配で,ちょっと外に出て作業したりするのがよくないのだろうか。

 ぼやーっとしながら,雑誌『BRUTUS』をながめる。
 「カラダにいいこと。」という特集。冒頭は「糸井重里さんの養生訓」である。
 カラダを仕事に置き換えた語り口で,いつもの糸井節。
 読んでいて,ああと思うこの一節。

 体力がないと体力のない人の思考になる。

 本当に,そうだよねえ。早く回復しないかな…。


 日曜朝。間違えてスイッチを入れ4時半に目覚ましがなる。仕方ないと思いながら,読書。
 年明けに買っておいた話題の単行本だ。

 『僕の死に方 エンディングダイアリー500日』(金子哲雄 小学館)

 お見事としか言うことがない。
 まえがき,あとがきを記す妻稚子さんの強さにも舌を巻く。
 夫婦愛が同志愛として昇華した姿を見るような気がした。


 来週は回復したい。