すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

冷え込む廊下を廻りながら

2013年01月11日 | 雑記帳
 明日からの三連休が明けると、三学期の始業式。
 今日はほとんどの職員が出勤し、会議をしたり、諸準備を進めたりした。
 帰り間際に教室を廻ってみる。

 どの教室の黒板にも、それぞれメッセージが板書されている。
 学級の目標を改めて繰り返したり、気持ちを新たに頑張っていこうという方向を示したりと、ある意味で担任の個性的な文字と文句がそこにはある。

 少し羨ましい気持ちで、自分なら今どんなことをどんなふうに書くかな?と廊下を歩きながら考えてみた。

 書く内容については、三学期だしやはり子どもの顔を浮かべないといけないが、書く方法ならいくつかアイデアは出るかな…。


 例えば、黒板いっぱいに大きく太く一文字の漢字を書く。

 おおおうっと思うはずだ。
 仮に、「三」はどうだろうか。
 これをもとに、「三」の話から学級活動を始める。中身は「三学期」の三から始めて…いろいろとあるだろう。


 例えば、黒板のどこかに見えないほど小さい字で伝えたいことを書いておく。

 見つけた子を誉めるところから、話していく。
「小さなことに気をつける」ことの大切さから始めてみる。


 例えば、「今年初めての手紙を君へ」とでも一行書いておく。そして個々の机の中にカードをしのばせる。

 そこには、個々へあてた「よさ」と「願い」を書き込んでおけたらいい。
 その返答を、別のカードに書かせることから最初の活動を始めてもいい。


 アイデアはまだまだ出そうな気がする。
 こういう考えを廻らすのは、やはり楽しい。

 雪は止まずに降り続く。
 数日続いている真冬日のせいで,がっしりと廊下は冷え込んでいる。
 子どもたちの声が響き渡るのを待っている空間だ。