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忘年会スルーしないよ

2019年12月29日 | 雑記帳
 3年のブランクを経て4月から勤めた図書館は、休日・祝日開館であり少人数の職員にとってかなり特殊な職場環境にある。だから簡単に会合など持てず、忘年会も実施していないとのこと。しかし、官庁よりは少ないが年末年始休館もあるからしようよと提案し、仕事納めとなる昨日夕、小宴を持てた。楽しかった。


 「…と何かの本に書いてありました」と、図書館らしい?フレーズを二度使って最初の短い挨拶をした。一つ目は「人間が一番素直になれるのは、飲み食いしているときだ」ということ。もう一つは「幸せは、伝染する」。後者は確かなはずだ。その意味を伝える日本語を最近使っていない気がする。それは「あやかる」。


 進行者がクイズを準備してくれた、これも図書館らしくという趣旨で、児童、一般に分け、ここ数年間で貸出頻度の高かった本と作家を当てるという内容。一般ランキングは圧倒的に東野圭吾が多く半数を占める。ただし1位だけはその作家に非ず…。司書やベテラン職員を抑え、私が正解を出す。湊かなえだろっ!


 年末キーワードに「忘年会スルー」なる語がネットで見かけられた。「忘年会」の意味は今さらだが「今年の苦労を忘れる」こと、スルーしたい者には苦労がないから…いやその会では解消できないからか。一緒に忘れようとできないのは、一緒に苦労したことがないからとも言える。そしてワンチームに惹かれる人々。