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天皇誕生日の472円

2021年02月24日 | 雑記帳
 「天皇」という語から最初に思い浮かぶ姿は、現上皇だ。これは平成になった頃も同じで、まだ昭和天皇のイメージが残っていた。もう少し経たないと定着しないか。しかし齢を重ねれば重ねるほど、皇室という存在の重みは増すようだ。ただしそもそも元号とともにある天皇なら、やはり誕生日より正月の方が目出度いか。


 ようやく食べ終わる

 さて、今日は確定申告をe-Taxで済ますこと。後は車の買い替えを考え始めたのでディーラーに行くことなどを予定していた。ただ、朝から風雪が酷いときがあるので外出はおっくうと思っていた。とりあえず、申告作業にかかるか。e-Taxも三年目。簡単に出来るだろうと高をくくったのが、間違いの始まりだった。


 当然「前年のデータを利用して」と考えていたが、昨夏PCを交換したことを思いだした。ダウンロードデータなので転送されていない。こういう時のためにまだ古いデスクトップをそのまま2階に置いてはいるが、それを接続してという手間を考えると、二の足を踏む。ようし手順はわかるし、打ち込んでみるか。


 まあ初めは順調だった。しかし扶養のために妻の家内工業(笑)分の入力が必要と気づいたあたりから、あれっそしたら妻の方からやるべきだったかと思い、上手いやり方はないかと調べるうちに…。なんだ?さっき打ち込んだデータが消えているではないか。途中保存も出来ていない。ええーっ、俄然やる気が失せてくる。


 「ナエデガァ」…立ち直るまで15分くらいは過かってしまう。落ち着いて妻の方から一つ一つと言い聞かせ、入力再開。遅くとも11時には終了と踏んでいたが13時近くになる。腹もへる。結果の還付金「472円」に泣きたくなる。途中約束していたセールスから電話が入るが「今日は行けませんね」と突っぱねる。


 熱がけそばを食べて今度は送信へ。簡単なはずだが保存ファイルの種類が違い添付できないメッセージが出る。手順のミスにようやく気づき、全終了が13時半。ああ、去年はもっとスムーズだったと思った。一年に一度きりの作業で慣れるわけがないのに、経験したという慢心がこの災いを引き起こしたと自省する。