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運が悪いとか運がいいとか

2021年06月24日 | 雑記帳
 先日、ラジオを聴いていたら某外国人タレントが、視聴者の声に対して「日本は運が悪い」と応えていた。オリンピックとコロナ感染をめぐる政治のあり方を問うものだった。当然、番組キャスターが「いや、どうするかという問題だと…」とフォローしたが、「運」の問題にしてしまえ…傍観者的には、それが正解か。


 報道されない、いや話題として載っても大きく取り上げられない情報は結構ある。例えば「聖火リレー」におけるスポンサーの派手な前触れPRなど、五輪開催に前向きな方々は沿道応援でどう見たのだろうか。それとも、こんな田舎には宣伝効果なしで少なかったか。そう思うと1964五輪のリレーは牧歌的だった。



 去年の始まりから時々見ている「新型コロナ感染症情報センター」というサイトの「速報」で、全国状況を見ていたらオッと思った。秋田県民なので当然そこは気にしている。ここ数日も数人出ている程度なので数値的には低いままかなと思ったら、異常に?高い数値が一項目ある。全国でダントツの高値を示している。


 「実効再生産数」つまり「1人の感染者が次に平均で何人にうつすかを示す指標」。よくTVで見聞きする。確か「1を超えない」それが基準なはず。本県は、なんと「3.83」!どういうこと?…一箇所で固まって感染する、クラスターが多い。それは逆に、その場以外の拡がりが抑えられているということ?人流の少なさか。


 ちょうど今BSで放送中の「こころ旅」は、秋田県を廻っているが、まずほとんど人の気配がない。コロナで避けている点もあろうが、本当に初夏の自然だけがクローズアップされている。現況では、こういう地方に住んで「運がいい」と思うべきなのだろうか。…関係ないな。来週に一回目の接種をする高齢者でした。