K-Net社労士受験ゼミ 合格ナビゲーション

社会保険労務士試験の合格を目指す方を応援するページ

平成24年就労条件総合調査結果の概況<所定労働時間>

2012-11-07 06:11:27 | 労働経済情報

今回は、平成24年就労条件総合調査結果による「所定労働時間」です。

1日の所定労働時間は、
● 1企業平均7時間44分(前年7時間43分)、
● 労働者1人平均7時間45分(前年7時間44分)
となっています。

週所定労働時間は、
● 1企業平均39時間22分(前年39時間23分)
● 労働者1人平均39時間03分(前年39時間01分)
となっています。

1企業平均を企業規模別にみると、
1,000人以上:39時間03分(前年38時間58分)
300~999人:39時間04分(前年38時間58分)
100~299人:39時間12分(前年39時間10分)
30~99人:39時間27分(前年39時間30分)
となっています。

産業別にみると、
金融業、保険業が38時間08分(前年38時間03分)で最も短く、
宿泊業、飲食サービス業が39時間48分(前年39時間48分)
で最も長くなっています。

この所定労働時間については、

【24-5-E】

長時間労働を是正する取組が進んだ結果、平成20年以降の所定労働時間は、
日単位でみても、週単位でみても、短くなってきている。

という出題があります。

平成20年調査では、
1日の所定労働時間については、
1企業平均は7時間41分、労働者1人平均は7時間43分
週所定労働時間については、
1企業平均は39時間21分、労働者1人平均は39時間01分
でした。

ですので、短くなってきているわけではありませんから、
この問題は誤りです。


労働時間に関しては、
平成7年度試験から11年度試験まで5年連続で、
毎月勤労統計調査から出題されたという実績もあります。

ってことで、細かい数字は置いといて、
最近、どのように推移しているかということくらいは、
知っておきましょう。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安衛法7-9-C

2012-11-07 06:11:01 | 今日の過去問
今日の過去問は「安衛法7-9-C」です。


【 問 題 】

事業者は、アーク溶接機を用いて行う金属の溶接の業務に労働者
をつかせるときは、当該業務につく労働者に対し、当該業務に
関する安全又は衛生のための特別教育を行わなければならないが、
当該特別教育の科目の全部又は一部について十分な知識及び技能
を有していると認められる労働者については、当該科目について
の特別教育を省略することができる。  


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



【 解 説 】

一定の危険又は有害な業務に労働者をつかせるときは、原則として
特別教育を行わなければなりませんが、特別教育の科目の全部又は
一部について十分な知識及び技能を有していると認められる労働者
については、当該科目についての特別教育を省略することができます。


 正しい。 
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする