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平成24年就労条件総合調査結果の概況<週休制>

2012-11-12 05:48:45 | 労働経済情報

今回は、平成24年就労条件総合調査結果による「週休制」です。

主な週休制の形態をみると、
「何らかの週休2日制」を採用している企業は88.7%(前年85.5%)
となっています。

「完全週休2日制」を採用している企業数割合は、44.5%(前年42.8%)
となっており、企業規模別にみると、

1,000人以上:60.9%(前年63.3%)
300~999人:54.1%(前年55.8%)
100~299人:44.4%(前年47.3%)
30~99人 :43.2%(前年39.9%)

と規模が大きいほど採用割合が高くなっています。

産業別にみると、
金融業、保険業が91.9%(前年83.6%)で最も高く、
次いで情報通信業が86.1%(前年79.5%)
となっています。
週休制の形態別適用労働者割合をみると
「何らかの週休2日制」が適用されている労働者は89.8%(前年88.1%)
「完全週休2日制」が適用されている労働者は54.6%(前年54.5%)
となっています。


週休制については、

【9-2-B】

労働省の「賃金労働時間制度等総合調査」(企業規模30人以上、平成7年)
によると、完全週休2日制を採用している企業の割合は、いまだ全体の3割
に達していない。


【24-5-B】

完全週休二日制を採用している企業は全体の約4割であるが、企業規模が小さく
なるほど採用割合が低くなっている。


という出題があります。

いずれについても、完全週休2日制に関する出題です。


【9-2-B】は、出題当時、正しい内容でしたが、平成24年調査の結果で
考えると、およそ4割を超えているので、誤りになります。

【24-5-B】は、正しい内容です。


完全週休2日制に関しては、この2つの問題の論点、
おおよその採用割合と企業規模別の状況
これを知っておけば十分でしょう。


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安衛法1-10-A

2012-11-12 05:48:16 | 今日の過去問
今日の過去問は「安衛法1-10-A」です。


【 問 題 】

事業者は、常時使用する労働者を雇い入れるときは、必ず
産業医による健康診断を行わなければならない。
                   

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



【 解 説 】

雇入れ時の健康診断については、
「医師による健康診断を行わなければならない」
と規定されています。
この医師は、産業医には限定されているわけではありません。



 誤り。


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