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高齢化率

2022-09-28 04:00:01 | 過去問データベース


9月18日に、総務省統計局が
「統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-」を公表しました。
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1320.html
これによると、高齢者人口(65歳以上の高齢者の人口)は3627万人と過去最多
となっていて、総人口に占める割合は29.1%と過去最高となっています。
この総人口に占める65歳以上人口の割合を「高齢化率」といい、
「高齢化率」に関しては、次のように、過去に複数回出題されています。

【 H4-6-A 】
我が国では、平均寿命の伸長と出生率の低下(平成2年度においては過去最低
の1.54を記録)により、平成2年10月1日現在、65歳以上の高齢者の人口は
1,489万5千人で総人口の12%を占め、今後も急速な高齢化が進むことが予想
されている。

【 H22-2-E 】
日本の高齢化のスピードは、世界に例を見ないスピードで進行しており、高齢
化率(総人口に占める65歳以上の者の割合)が7%を超えてからその倍の14%
に達するまでの所要年数によって比較すると、フランスが115年、ドイツが40
年、イギリスが47年であるのに対し、日本はわずか24年しかかからなかった。

【 H27-9-E 】
日本の高齢化率(人口に対する65歳以上人口の占める割合)は、昭和45年に
7%を超えて、いわゆる高齢化社会となったが、その後の急速な少子高齢化の
進展により、平成25年9月にはついに25%を超える状況となった。

いずれも正しい内容として出題されたものです。
これらの問題にある数値、高齢化率の状況、これは知っておきましょう。
ただ、知っておくべきなのは、古いものではなく最新のもので、
令和4年なら、「29.1%」、およそ30%ということです。

ちなみに、「令和4年版高齢社会白書」には、「我が国の総人口は、令和3年10月
1日現在、1億2,550万人となっている。 65歳以上人口は、3,621万人となり、
総人口に占める割合(高齢化率)も28.9%となった」という記載があります。

 

 

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労基法H29-4-B[改題]

2022-09-28 04:00:00 | 今日の過去問


今日の過去問は「労基法H29-4-B[改題]」です。

【 問 題 】

坑内労働その他厚生労働省令で定める健康上特に有害な業務(以下
本問において「坑内労働等」という。)の労働時間の延長は、1日に
ついて2時間を超えてはならないと規定されているが、坑内労働等
とその他の労働が同一の日に行われる場合、例えば、坑内労働等に
8時間従事した後にその他の労働に2時間を超えて従事させること
は、労働基準法第36条による協定の限度内であっても本条に抵触する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【 解 説 】

禁止されているのは、「坑内労働等健康上特に有害な業務」のみで
の労働時間数が、1日についての法定労働時間数に2時間を加えて
得た時間数を超えることであり、坑内労働等とその他の労働が同一
の日に行われ、これら2種の労働の労働時間数の合計が1日につい
ての法定労働時間数を超えた場合においても、その日における
「坑内労働等健康上特に有害な業務」の労働時間数が「法定労働
時間+2時間」を超えないときは、労働基準法36条の手続が
とられている限り適法です。

 誤り。

 

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