前の続きみたいになりますが、、、
年末の休みは、一年を無事に過ごせたことに感謝する機会であります。しかし、今年は大変な年でした。コロナで生活の術を失ったりした人や命を失った人に比べたら、私は全然ましな方ですけど、それでも、色々とダメージの大きい年でした。私自身は、コロナで施設閉鎖になった間かなり精神的にやられました。加えて、コロナやその他の事情で研究室から三人が抜け、プロジェクトが立ち往生しました。健康面では不整脈がひどくなり、心不全にまで発展して30年ぶりに入院する羽目になり、薬と医者嫌いの私が、薬を飲んで診察に通う日々になってしまいました。身の回りでは、大学院時代にお世話になった先生が二人ほぼ同時に亡くなりました。母と仲がよかった従姉妹の叔母さんも今月亡くなりました。他の親類にも深刻な健康問題が次々に起こりました。
主にコロナによる部分が大きいわけですが、2020年が困難な年だったという実感は世界中で共有されています。アメリカでは人々はヤケになっているのか、苦しい時こそのユーモアなのか、アパレルショップでは、「2020 SUCKS」と書かれたT-シャツが売られ、酒屋では「SUCKS」という名を冠した季節限定ビールも販売されているようです。
SUCKS シャツ
SUCKS ビール
このデザインには感心しました。
2020 middle finger シャツ
Snoopy, the middle finger.
今年は、誰かが、12年前のリーマンショック時に似ていると言っていました。その時も世界同時の経済危機、政情不安となって、日本では翌年の政権交代が起こりました。個人的には、もう一回りほど干支を逆のぼった25年前を思い出します。阪神大震災によって大勢の人々がなくなり、私の複数の友人や知り合いも亡くなった年でした。オウムの地下鉄サリンがあり、大手金融機関の連鎖的破綻と経済の低迷、と異常な出来事が続いた年です。この年は、社会党の村山氏を担いだ政権が行き詰まり、翌一月に解散総選挙となっています。干支の一回りぐらいの周期で歴史は繰り返し、政権移行がかかった解散総選挙の前年は、社会的に荒れるのであれば。来年は、早々とスガが行き詰まるのが目に見えていますから、選挙で三度目の政権交代もありうるかも知れません。ただ、野党連合の頭が枝野というのが大きな不安材料ですが。立憲にも若手で優秀な人材がいるのだから、若手を顔にすれば勝てるでしょう。個人的には、ここ数年、国会で大活躍した共産党の中堅、若手にやってもらいたいと思いますけど、まだまだ日本は共産党アレルギーは強いですから難しいでしょうね。
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