鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

大地の芸術祭2015 その5

2015年08月23日 00時30分36秒 | アングル


川っぷちに赤フンをした木偶(でく)の坊の皆さんが立っていた。
作りたては色白だっただろう。
防腐剤をほどこして、日焼け姿になったのだろうか。
ミロのヴィーナスに腕がないのは女体美を表すのに不要だからと美術の本で読んだ気がする。
こちらの木偶にも芸術性や主張のために腕は不要だったのだろう。
一見したところ、夏休みに川で遊ぶ日焼けした小童(こわっぱ)どものようだ。
軍国時代の水泳教練を思い出す人もいるだろう。
郷愁のようでいて、ブラックユーモアなのかも知れない。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする