村の鎮守様の神社を会場にした芸術作品。
一人の作家が村の衆の協力を得て創作したらしい。
作品制作もほとんど(メインのクジャク以外?)村の衆が個々に創ったというようなことが書いてあったような・・。
頑固で難しい人が居たとして、神社をそんなことに使うもんではないと主張していたら、この芸術はできなかっただろうと思われる。
神事として奉納相撲があったりするのだから、奉納芸術があってもいいということなのだろう。
これを書いているときに、偶然にも『日本の祭り』という番組で大分県中津の古要舞いという傀儡の神相撲をやっていたので手が止まった。
千年の歴史を誇る三年に一度の神事だそうで、奇しくも大地の芸術祭もトリエンナーレという3年に1回の芸術祭。
十二神社の額の横で翼を広げている白いメンフクロウはハリーポッターからの影響だろうか。
一人の作家がきっかけを作ったにしても、やがては村の衆が主になって受け継いでいく神事になり、そうしてクジャクやフクロウの被り物をして踊り出すのかも。