アフリカ大陸の南東にあるマダガスカル島などに生えているというバオバブだろうかと思った。
とっくり状の幹に、あまり広がりのないポワポワとした枝葉の姿は異国情緒どころか異次元世界。
『野生の王国』といったテレ番で多く見たけれど、これはバオバブではなさそうだ。
診察血液採取から前立腺生検まで通った、京大病院の敷地内に立つ、ある退官教授の記念植樹なのだ。
私の好奇心の視線と思いは、太さ、形の異様さ、ミイラの包帯、植木屋の技術、新枝と若葉、石碑をめぐり、とりあえず撮ってみた。
とっくり状ではなくて少しずつ先細りだから、やはりバオバブではなさそうだ。
それにしてもこの太さ。
この記念植樹は誰の発案で、どういう資金で、どういうタイミングで行われ、管理されていくのだろうか。
記念植樹というものに一切、縁がなかったので全く知らない。
つづく(最近、息がつづかない・・体調ではなく根気の問題)