逃げ去ることもなく巣を拡大させている、わが愛しのニホンミツバチ。
2段では小さすぎるので箱を1段継ぎ足した。
友人に持ちあげてもらい素早く撮影したけれど、焦点が合わずフォーカスもずれた。
それでもかろうじて巣が作られている状態はわかる。
飼育箱はネットに載っていた通りに作ればよいものを、変更したり工夫したりもしたので継ぎ足すべき箱の構造が思いだせなくて少し困った。
台座と最上部のフタをズンギリボルトとナットで締めて全体を固定させていたが、寸足らずになったのでひもで縛った。
今回はミツバチが箱の裏側にかたまっている状態が見られ、昼間は少ないが夜になると増える。
分封(分蜂)かとも思ったが、Youtubeで見るのとは状態が違う。
かたまっているだけで意図がわからない。
友人は涼んでいるのだと主張するが、働きモノがそんなことをするだろうかと『却下』した。
ところが、宇治に戻りパソコンで存分に検索できるようになって調べたら、箱の中の温度が上昇しすぎる時は、一部が箱の外にかたまることがあるらしい。
涼んでいるという擬人的表現は全くの見当違いというわけではなさそうだ。
判断と指令はどういう仕組みでなされるのだろう。
女王は構成員を増やす役割を担っているだけで、君臨しているのではない。
働きバチの役割も蜜や花粉を採集することだけではなく、偵察や見張りなどいろいろあるようだ。
群が一体化して機能しているようだ。
もしかして『bee』という単語には複数がなく、群を一つの生命体として単数扱いなのではないかと思ったりしたが、複数形は『bees』だった。
このままいけば9月に自前のニホンミツバチの蜜を味わえるかも知れない。
このブログを読んでくださる方々には、私の身に起こっている不幸を蜜の味として味わっていただけたらと。