花梨の実が手に入ったので、蜂蜜漬けを作ってみた。
テニスの仲間が、ノドの薬として手作りを常備してるのだと、ざっくりと作り方まで教えてくれた。
それならば、我がニホンミツバチの蜂蜜で作ってみようじゃないかと、450CCビンにザクザクに切った実をギュウギュウ詰めにして、上から蜂蜜を垂らしこむ。
およそ半分の220CCくらい入った。
もったいない気もしたけれど、風邪をノドから引くタイプのわたしなので、出来上がったら痛くなくても予防的に舐めようと思う。
種はいらないだろうと捨ててしまってから、種には果肉より多く効果的な成分があると言うものだから、種だけを取るためにもう一個切った。
いつだって泥縄式になってしまう。
ティーパックの茶葉を取り出して、一個分の種をパックに詰め、糸で口をグルグル巻きにして追加挿入。
種は独断で細かく切ったけれど、取り出したまま切らずに入れる・・などというフレーズがどこかに無いことを願う。
ザクザクに切った果肉も、イチョウ切りにするとか、熱湯で1分茹でてからとか、黄色く熟してから・・なんていうフレーズがあった。
発酵するかもしれないから冷蔵庫で保存するとあって、その通りにした。
二日経ったら、ドロドロだった蜂蜜がシャバシャバになって上半分が濁っているので、ビンを逆さまにしたり振ったりして混ぜた。
相当に果肉から水分を絞りだしているようだ。
果肉をひとかけら口に含んでしがんで(関西だけでしか通じないのではないか?・・スルメを味わうようにクチャクチャチュパチュパすること)みたら、渋さと甘さがマッチしてなかなかにいける。
本来寝かせる満了期間までに、果肉はつまみ食いでなくなっていくかもしれない。