鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

(続)男の病  その2 骨シンチグラフィー(2)

2016年10月09日 07時20分57秒 | 健康ネタ


静脈に検査液を注入してから、きっかり3時間後にシンチレーションカメラの撮影が始まる。
RIの検査棟の扉や職員のスリッパなどには、黄色地に赤の換気扇に見える放射能マークがついていた。
微量でも職員の仕事時間ローテーションはきっちり決まっているのかもしれない・・などと思うのは、これを書いている時。
検査直前にオシッコをしておくようにと言われていたので15分ほど前に済ましていたのだけれど、もう一度しておくようにと指示を受けた。
直前とは、本当に直近直前のことなのか・・、出ないだろうと思ったけれど少し出て、何だか褒められそうにホッとする。
放射性同位元素が尿とともに膀胱に溜まると、それだけで部分的被曝を受けるとか、膀胱近辺が正確に映らないなどの弊害があるそうだ。
装置に寝ると、位置を微妙に指図された。
軽くベルトで抑えられて、機械が顔に接近するから目をつぶっているようにと言われる。
そう言われると確かめたくなって、作動中に目を開けて見たら、鼻の頭に触れる寸前まで迫っていたから目は閉じずにはいられない。
じっとしているように言われて無念無想の30分。
呼吸を意識し始める。
ことさら腹式呼吸をしているようにとは言われなかったが、普通に呼吸したら肋骨も肩も動くのではないかと気になったり、痰が絡んでしまったら困ると心配したりしながらも何とかやり過ごせた。
画像は、先日受けた全身のX線CT画像とともに比較検証されて診断となる。
乳癌、肺癌、前立腺癌は骨転移の割合が大きいという記述を、先ほど検索して今頃知った。
      つづく
コメント (2)
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