琵琶湖西の161号線を北上中に、安曇川にある中江藤樹記念館の矢印に従った。
普通ならまだまだ疲れていないから、とスルーする場所。
今回は明るいうちに、しかも予定時間より早めに出られたので、初めて寄ってみた。
記念館には行かずに道の駅だけ覗いて、駐車場脇の銅像を撮った。
碑文からは九歳で他所に移り住み、後の方には『故郷にひとり住む母が・・』とあるから、九歳で母親の元から旅立ったということなのだろうか。
まだ母親に甘えたい年頃だっただろうし、十歳で次は大洲に移り、そこからひとりあかぎれに効く塗り薬を持って母のために帰郷するとは、まだおっぱいが恋しかったのだろう。
などと凛々しい武士姿なのに失礼非礼か。
福井県に入って、敦賀でも北陸道に乗らなかったのは、節約のためと、日本海に沈む夕日の夕焼けを見たいがため。
ところが、期待したほど夕焼けが見事ではなくて、停めた場所はピカイチだったのに、なんだか中途半端な気分だった。
でも画像を観ていると、天馬が馳け昇っているような雲に見えて悪くないなと自画自賛。