もう暑さに耐えられないと思い、テレビで紹介されていた空調服を、ワークマンへと買いに走った。
あんなものを着てまで仕事はしたくないと思ったりしていたのに、実際に近所の建築現場で着ている人を見て、命に代えられないと改めた。
1万円以上はすると思ってはいたけれど、ファンとバッテリーとジャンパーのセットで2万1千円程もした。
ジャンパーだけを試着した。
いつものLサイズを着ると、年配の従業員か店長と思われる人も、ちょうど良いと思うとのことだったので、帰宅してセットした。
さて、かんかん照りの真昼間に草刈りでもしようと意気込んで体を動かして みるとファンの突起が腰に当たって具合が悪い。
交換してもらわないとどうにもならんと判断して、次の日の昨日10km先まで他の買い物用事も作って行ってきた。
LLを着て背中を丸めると、それでもファンが腰に当たるので、3Lを着てみたら納得の感触。
まだあまり売れていないのだろうか、快く交換はしてくれたが、これだけ値の張る商品をちゃんと説明してくれなくちゃダメでしょうに・・店にも良い教訓となった出来事ではないかと思う。
さて、着て早速草刈りをやったかといえば、屋内でしばらく、ふくら雀のようになって涼んだだけ。
ファンがうるさいのと、振動に違和感を覚えて、お披露目をする気になれなかった。
田舎で着るのは気恥ずかしい気分もあり、宇治に戻っての否応無しの仕事に初着用することにした。
上半身を常に風が抜けていくのだから、装着時の水分補給はいつもより必要かもしれない。
とにかく命あっての物種という思い付きの大出費が後悔にならないことを願うばかり。