大型の台風10号がゆっくりじわじわとやって来そうだ。
昨年9月4日の台風21号では、京都宇治でも大変な強風で多くの被害があった。
公園のこの切り株はその時に倒れた木ではないかもしれないけれど、昨年の強風を思い出した。
となりにも同様の柵がありそちらは木が生えていた痕跡すらない。
この並びには等間隔に並木として柳が3本植えられ、1本だけが健在ということのようだ。
木自体は風を受け流して強くても、根こそぎ倒されたら、起こしてやることなど検討されることもなく切断処分だろう。
この木は傾いただけで、切られたのかもしれない。
補助柵は若木苗を植えられたと同時に支えとして立てられ、もう用無しになっていた筈なのに本体が先に逝った様子。
若に先立たれた爺は立ち尽くすばかり。
というようなことを妄想している場合ではない。
台風への備えは、苦しい時の神頼みのほかに、想像力とシミュレーションによってなすべし。
私は宇治の備えもしてから、台風から逃げるように新潟は十日町に行き、田舎の備えもしなければならない。
雨だけしっかり降らせておとなしくさりげなく去って欲しいとひたすら願うばかりだ。
台風禍というのは秋の季語だとか。