ツツジ(躑躅)の植え込みの見事なところは各所にあるけれど、散歩コース内にあるのはここで、しかも道路に面している。
墓地を縁取る生垣が端整に刈り込まれていて、この時季に目の保養となる。
造園屋さんの手入れをかいくぐった格好なのか、ツツジの刈り込みを突き破って違う木が伸びて柔らかそうな若葉を見せている。
トリミングの時期が来たら、容赦なく頭角をちょん切られるか、地ぎわから刈られるか、するのだろう。
玉にきず(瑕)という状態だけれど、美しい人と見ればアラ探しのあと少しキズを発見すると安心するように、完璧ではない油断が良いのだ。