鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ニホンミツバチの分封そして入居など

2021年05月12日 05時27分05秒 | 養蜂






この時季にニホンミツバチが分封(分蜂)したら誘引する装置を待ち箱と呼んでいる。
分封した群が入る先を物色する探索蜂が、キンリョウヘンの出す匂いと箱の中に塗った蜜蝋に惹かれてやってくる。
出たり入ったりの探索行動は、9箇所に仕掛けた待ち箱全部に見られたのだけれど、ついに分封その時がやってきた。
裏の畑で、散々な状態のタマネギ苗を見ていたら、ゴーッという音が聞こえたので見回すと、栗の木辺りがミツバチの竜巻状態。
2年前にも見たことのある、この狂騒状態はゴーッと渦巻いて、やがて待ち箱へと密集し、押し合いへし合いの入居となる。
その間はわずか10分余り、終盤の6分間はスマホで動画をとり、直後に静止画像を撮ったのが最初のもの。
入居とはよく言ったもので、こちらは店子から家賃として蜜をいただくのだ。
ミツバチをやり始めて7年になるだろうか、随分と失敗もあり、少なからず学びもして、今季これで入居が3群目。
ハチばかりに気を取られていたけれど、ふと見回して気づくのが、竹やぶの外にヤマブキがあるんだったな、とか、庭のコゴミも採りはぐれてクサソテツになりにけり、とか。
コメント (4)
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