切り身2切れのレシピを見て、計量カップで水も酒も醤油も味醂も計り、砂糖も計量スプーンですくう。
一読で完全に分かったつもりでやっていても、途中で疑問も湧いてしばし立ち往生しそうになるが、まいっか・・で進める。
生姜ひとかけってどれくらいなのか、切り身2切れってどれくらいの容量なのか、醤油も薄口とか色々ござんすが・・。
鍋の大きさにもよって量も変えるべしか、普通の切り身2つはどれくらいなのか。
半身を出刃包丁で4分割したのだから、4切れに違いなかろうと水、酒、醤油、味醂はそれぞれ2倍にした。
鍋物用ホーロー鍋に入れたら切り身が水没しちゃったから、これは落し蓋をしなくてもいいんじゃないかなどと適当にやる。
身が白くなったら煮汁を掛けながら3分煮るという指示に従い、一応煮汁が減ったことで皮は出ていたから皮に掛け続ける。
火を止めてから30分ほどして、もう味も染みただろうと食べてみると、初めてにしては普通に悪くない。
頭の方は時間を置くからさらに煮汁が沁みて美味しくなるのかどうか、朝まで煮汁に付けっ放しで良いのかどうか思い惑う。
結果、煮付けの味は沁みてかなり濃くなったので汁からあげておくべきだったのかもしれない。
冷たいまま食べたけれど、少し温めたらよかったのだろうか、思い出してみると、煮付けというのはいつだってなま温かかった気がする。
朝から赤飯に頭付き鯛の煮付けは豪勢だが、ところで、この余った煮汁はどうしたらいいんだろうなどと思ったりもする。
レトルト赤飯も撮るからには茶碗によそって、それなりの装いにすると、ちょうど一膳の量だと分かった。