

前日の昼過ぎにサツマイモ(ベニアズマ)のツルを刈っておいた。
以前は畝の片方にツルを寄せて掘り上げていた。
テレビでプロの生産者が、前日にツルを刈っておくと残った太い根元のツルのデンプンを芋が吸収して良い芋になると言っていたのを観たことがある。
それを聞いたからには、やらざるを得ない。
比較検討とか成分分析なんかをやらないので本当のところはどうなのか、ある条件下でそれをやればより良いとかあるのだろうけれど、そこまでは探求しない。
ツルを刈ったついでに、芋の手として売られたりしている葉っぱの付いたツルを一握りだけ採った。
散歩のついでに度々やってくる同級生が、甘辛いきんぴらにした芋の手が好きだから自分で採り皮を剥いて奥さんに作ってもらうのだと言う。
ひとかたけ(両手に一杯くらいの単位か?)作ってもらって、その日のうちに自分がほとんど全部食べてしまうくらいだと、さりげなく奥さんを自慢する。
葉っぱの下と根元から折ったときに茎に付いている皮を剥くだけのいい加減なやり方で私もきんぴらを作ってみた。
芋の手自体に味はほとんどないので、フキの味のしないフキのきんぴらという感じに仕上がった。
砂糖も七味唐辛子も入れすぎた。
ほどほどがなかなか分からないがそのうち上手くなる。
ところで、きんぴらと佃煮とどう違うのだろう。
胡麻なんかを入れたら多少は美味くなるのだろうか。
ベニアヅマは、先日掘り上げたパープルスイートよりネズミにかじられた数が少なかった。
ネズミもアントシアニンを感じ取っているのかどうか。
下の画像はネズミにかじられた部分を切り取ってふかしてみたパープルスイートとべニアズマ。
掘りたてで追熟がなされていないので、全く甘みのないまずさ。
パープルスイートは生の時はちょっと紫がかった程度なのに、ふかすとこの通りの紫。
もろにアントシアニンの紫野菜の代表格だ。
