鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

食われる、食う

2020年10月16日 00時18分19秒 | 食べ方






今年の我が家のクリは生り年で数が多く虫食いは少なめだったように思う。
もうほとんどが落ちてしまったので、最後の数十個を前のお宅に差し上げた。
例年より小さめだとか、いっぱい生ったのかとか、最後の方が虫食いがないとか、私よりも詳しいのだった。
長い間の無人家だったので、ずっとウチをみてくれていたのだ。

最初の画像の3個のクリの様子は、左から虫食い、リスかネズミが食った痕、黒い頭は傷んで食えないしるし。

2枚目はネズミに食われたサツマイモで、芋は残った部分から次世代を育てようと芽を出す。
根の先にできた芋が一つひとつ子というのか個というのか、地中で独立しているようだ。

3枚目は私の自前の食材。
左は今秋2個目のナラタケ(アマンダレ)、真ん中は今秋3個目のシイタケ、右は小さいけれど完熟してしまったピーマン。
ナラタケはやはり、そこそこ量がないと味噌汁に入れても、これぞナラタケという旨味は感じられない。
自前で採れたシイタケはハート形であろうとお尻型であろうと、みずみずしくて美味しさと共に有難みさえある。
赤いピーマンは傷んで赤くなったのもあったが、これは虫食い痕のようなものもなく、かじってみたら甘かったのでそのまま生食した。
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キノコの季節

2020年10月15日 00時33分00秒 | 農事








タネ菌を打っただけで水やりもせず放ったらかしだったけれど、シイタケが出てきた。
秋の終わりにドングリ(たぶんクヌギ)の木をチェーンソーで倒し、枝払いをやっておいたのを、翌春に友人と二人でホダ木に加工し、運んで日陰に設置した。
シイタケ栽培の説明書通りにしたから、ふた夏を過ぎた今秋に生える予定だったもの。
じつは今春に気の早いやつが3個生えたから、この秋は期待していたのだ。
先日来すでに2個収穫して、出たばかりのものからもうすぐ採りごろまで10個生えている。
小さいのをよく観ると、ホダ木の皮を破って出てくるのだと分かる。

数年前に近くの斜面に倒れたクルミの木をカットもせずに倒れた状態のまま、タネ菌を打ち付けたのが始まりだった。
生えるはずだったのに、一昨年も昨年も生えず、どうせ今年もダメだろうと思いつつ見に行ったら、なんとナラタケ(アマンダレ)が出ていた。
前日に作ったシイタケ味噌汁の残りに、3本出ていたうちの食えそうな1個を入れ、煮立たせて食べた。
今秋の初物だったから、ナラタケかどうか少し怪しかったのだけれど、傘がぬるぬるしていたから間違いない。
思いがけず、カットもできなかったクルミの大木いっぱいにナラタケが生えたら壮観ではないか。
などと、また捕らぬタヌキを想い描く。
4枚目の画像がクルミの倒木に生えたナラタケ。
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ミツバチに似ているアブ

2020年10月14日 07時22分22秒 | 




飛んでいる姿を一瞬だけ観て、ミツバチかなと思ったのだけれど、ホバリングする様子がミツバチの飛び方ではないと判断できた。
養蜂をやり始めてからは、ミツバチの周辺にいたりやってきたりする昆虫全般に目が行き動体視力が上がったような気がする。
どちらがどちらの擬態なのか、普通に飛ぶ様子は両者そっくりというのは興味が湧く。
オニヤンマもキイロスズメバチもヒヨドリも、巣門近くのミツバチをホバリングして捕らえるのを観ている。
ツバメは普通に空を飛ぶミツバチを捕らえるそうだけれど、ツバメの動きは速すぎて確認できていない。
ミツバチに似ているからといっても擬態の意味がなさそうで、擬態とはいえないかもしれない。
捕まえろとばかりのホバリングなので、スズメバチを何十匹も狩った腕で補虫網を一振り、手で触らないようにして網からプラ瓶の中に収容した。
後からじっくり観察しようと思っていたのにまる1日が過ぎ、気づいた時にはもう死んでいた。
動かなくなったのを撮ったり観察たりしてみると、ハチではなくハエかアブの類だ。
ネットで調べ、腰の模様からナミハナアブ、シマハナアブ、キョウコシマハナアブのうちのどれかだろうけれど、判断がつきにくい。
とにかくハナアブには違いないが、ハチと決定的に違うのは目だ。
こいつらときたら頭全体が目のようになっているのは、毒針とか牙を持たないからだ。
危険感知をしても攻撃力はなく飛翔力頼り(吸血アブもいるけれど、攻撃ではなくて食事だ)。
全方向アンテナで情報収拾に努め、あとは逃げの一手しか持たない潔さは日本のゆく道だなどと、ふと想った次第。
2枚目の画像は、ソバを干しているところになぜかやってきて歩き回っていたミツバチ。
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カエルとカナヘビ

2020年10月13日 07時58分48秒 | 身の回りの生き物のこと








今年はカエルとカナヘビを見ることが多くて、何らかの異常現象ではないかと思ってしまう。
カエルは圧倒的にアマガエルが多いけれど、トノサマガエルその他もよく前を横切る。
カナヘビは大小いくらでもいるのにトカゲを見ることがない。
アマガエルを正面から撮ろうとすると嫌がって体をずらすと以前書いたけれど、こうも多いと嫌がらないやつもいる。
台所の窓ガラスに張り付いた姿を取ろうとしたら、向こうからデスマスクのような顔が見ている。
これはまずいと顔の下半分にした。
カナヘビの大小は親子なのだろうか、親子という繋がり意識があるのかどうか、離れずに一緒に動き回っていた。
ワニの母親が卵から孵った子を守るシーンがテレビであったから、カナヘビも同じ爬虫類だし、そうなのかも。
サツマイモの収穫時にプラケースの中に入ってしまい、私が上からスマホを構えるものだから、一瞬のパニックでフリーズしたところ。
この後、2匹はすぐにスリットを強引に抜けて出て行った。
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差し入れおかずと自作おかず

2020年10月12日 00時07分30秒 | 食べ方




前の兄ちゃんのことを書いたら、彼から差し入れがあった。
このブログのことを知らせてはいないので、単なる偶然なのだけれど嬉しい限り。
アジを釣ってきて調理したのを持って来てくれたのだ。
彼は釣った魚は、帰ってすぐに自分でさばき、調理も自分でやってしまう。
アジフライは尻尾も取ってあり、久々に魚を口にしたせいばかりではなく、美味過ぎて箸が止まらない。
マリネも絶妙な酸っぱさで、ご飯が炊けるのも待てずに、発泡酒500mlとで完食してしまった。

下の画像の野菜サラダは、前日に10個780円のリンゴを買ったので、私が自作したもの。
初めてのサラダはゆで卵が半熟すぎて、べちゃべちゃになり失敗だった。
今度が2度目なのだが、ゆで卵、キュウリ、ジャガイモ、ベーコン、リンゴに塩胡椒マヨネーズ。
個々の味は美味しいのに、サラダとしての総合的美味しさがないのはなぜだろう。
ジャガイモの潰し方が足りなかったのか、それとも自作キタアカリがいけないのか。
ビニール手袋なんかして、ぐちゃぐちゃに十分こねるべきなのか。
レシピを見ないで分量も全部適当だから、不適当な味になってしまうのか。
夜が明けたら、半分以上残してタッパに入れてあるのを朝食に完食しなければならない。
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蜜蝋ローソク作り

2020年10月11日 09時19分33秒 | 仕方






蜜蝋が700gあまり溜まったのでローソクを作ってみることにした。
じつは前のお宅の兄ちゃんが化学の先生で、そういう小細工が得意。
昨年、ちょっと貸して欲しいと言うので渡したら、後日何種類かローソクを作ってきてくれて、それをどうするかまで夢想的アドバイスを語ってくれたのだ。
その後、私の病気や手術やコロナ禍で前のお宅なのに、教師である兄ちゃんとは遠目に会釈する程度のことしかできない。
心情的接近をするのすら控えているのは、何しろ教職公務員なので、もしももしもをお互い気をつけている次第。
というわけで、独りでこっそり自作を試みた。
なんとなくお菓子作りに使う型を百均で、タコ糸は手芸店で買い、芯が真ん中に立つよう工夫をして湯煎でやってみた。
蜜蝋をミツバチの巣から分離させるのは何度もやっているので、蜜蝋を加工する作業に失敗するはずはないという自信はあった。
そうしてできたローソクが型から外れなくて困ったなと思いつつ、まぁこれで点けてみようと着火して電灯を消して撮った。
次の日、このサイズでどれほど点灯し続けるか実験したいと思ったが、何本マッチを使っても火が点かない。
ネットで調べてみると、ローソクの芯専用のタコ糸というものがあり、蜜蝋ローソク専用というものまである。
そうしてローソクの太さによって専用芯の太さまで合わせて変えなければならないらしい。
合わせて作り方も読み込んだから、今度は別の百均に行き、60ml紙カップ30個入り110円を買った。
蜜蝋が固まったらカップを破って外したら良いとわかったし、ネットショップで太さに合う専用タコ糸を買うだけだ。
もう出来たも同然、となるといつものようにいつ出来るかわからない。
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イヴ・サンローランの靴下

2020年10月10日 00時26分00秒 | ざんねん




気に入りの靴下は回転率良くはくものだから、穴もあきがちというもの。
洗濯してあるのを捨てるのはしゃくだから、はいて汚して捨ててやろうと思いながら、脱ぐときにはそれも忘れて洗濯かごの中に。
このイヴ・サンローランは亡き義兄の形見の品で、20年ほど前にもらったのだから、たぶん4半世紀前の製品。
良いものは長持ちするわけで、ここまできたら、先を切り離し筒部分だけにしてサポーターに、なんてことも考えないこともない。
それは良い考えと切って縫ってくれるひとなんて居ないから廃棄処分にする。
これをはいて蕎麦の実をしごいて収穫したのだが、ブルーシートにぶちまけ干すときに長靴を脱いでシートに上がったら足裏が冷たかった。
昼からまたブルーシートに上がってかき混ぜるときに、だれかが訪ねてきたら恥ずかしいので午前の仕事を切り上げてから、ついに脱いで捨てた。
予定通り昼食後に蕎麦の実をかき混ぜ中、同級生がやってきたから予測的中、小さな恥をまぬがれた。

靴下の穴を見るたびに思い出すことがある。
玄関の立ち話で済むちょっとした用向きでよそ様を訪ねたときに、出てきた奥さんが話し始めてから、片方の足でもう片方のつま先を踏んではもじもじする。
まるでトイレに行きたくてたまらないような素振りの内股でよろけたりする。
じつは、片方のつま先にあいた穴を隠そうとしているのだった。
こちらとしては伝えるべき用はちゃんと伝えなければならないし、下に目をやるわけにはいかないし、顔だけまじまじと見つめて要件をそそくさとまとめて早々に撤退した。
あの時のバツの悪さがトラウマになっていなければ良いけれど、それ以来きっとその奥さんは、家族の靴下の破れにだけは過剰に神経を使っているだろう。
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薬の飲み忘れ

2020年10月09日 00時12分34秒 | 健康ネタ




甲状腺を全摘したことにより、2種類の錠剤を1日計5粒、死ぬまで毎朝服用しなければならない。
ところが、首の傷も気にならないほどになってくると、ついつい飲み忘れてしまう。
一昨日は忘れたまま1日が過ぎてしまっていた。
忘れたからといって何か不具合や顕著な症状が出るわけではなさそうだから深刻になれない。
医師に呑まないとどうなるのか聞いたときには、手のしびれなんかが起きるとのことだったけれど、1日忘れても何も感じなかった。
でもやっぱり飲み続けないといけないんだろうと、百均で薬入れ専用の箱を買ってきた。
昔から曜日を覚えていられない性質だけれど、近頃はゴミ出しの必要からかなり何曜かだけは覚えていられるようになった。
1ヶ月用の箱はなくて、曜日だけだが、これで飲み忘れはなくなるだろう。
画像はうちでも咲いている彼岸花。
彼岸はそう遠くないのか。

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ポポー

2020年10月08日 06時44分06秒 | 養蜂








いつか食べてみたいと思っていたけれど、実を見たことすらなかった。
木は4年ほど前に1mくらいの苗木を親戚からもらってきて、生家の庭に植えたのが倍の高さに伸びた。
早く花が付いて実を見たいと思っていたのだが、農協の地産販売所に見つけて即刻購入。
テーブルの上に置いとくと、時々ふわっと良い香りがする。
黒く変色してきたので、これ以上放っておくと腐るかもしれないと思い、芳香剤の役目を終えさせる。
食感も味もマンゴーに似ているが、酸っぱさは全くなく、まったりとした癖のある甘さは嫌いではない。
種は5個も入っていたから雌しべが5裂しているのかどうか、ウチの木に早く花が咲いて、観察したいものだ。
雄しべと雌しべの成熟期がずれていて受粉しにくいので木は複数本あった方が良い、という記述を見つけた。
どこかに苗木が売っていないものか、なんとしても探し出して植え、晩年はポポーの実をデザートに。
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初めての栗ご飯と紫蘇の実醤油漬け

2020年10月07日 07時57分57秒 | 食べ方








わが家の今年の栗はいつもより多いけれど、そのぶん小振りで、虫食いは少ない感じ。
新潟県で一番の栗園が十日町市にはあり、そこでは自動栗むき機で処理した栗も売られているそうだ。
そんなこともあってか、栗なんぞ喜んでもらってくれる人は、あまりいなくなっている気がする。
毎日落ちてくるから溜まる一方で、仕方なく栗ご飯を作ってみることにした。
ネットに載っている無数のレシピの中で、一番シンプルな作り方にする。
もち米も出汁も使わないで、米2合に剥いた栗は適量、塩を小さじ1杯ほど入れ、炊き上がったら酒少々を振りかけるだけ。
食べてみると甘すぎる感じがして、食えないことはないが黒ごまアジシオなんぞをかけたらグッと美味しくなりそう。
何しろ塩をかなり効かせないとだめなのだと分かった。
サツマイモが追熟したらサツマイモご飯も作ってみようと次を考える。
こちらは、酒とみりん大さじ2杯を入れて炊けば良いようで、栗むきの手間がいらないから楽そうだ。
65kg前後だったのが、久しぶりに66.4kgもあったから、栗ご飯は太る。
一番下の画像の点々は、お隣の紫蘇がこぼれて自然に生えてきたのを刈らずにおいて、紫蘇の実をしごいて醤油漬けにした振りかけ。
ひとのブログを読んでいて簡単そうだと思い、作ってみた。
出汁の配合をいい加減にしたのでまずかったが、再度鍋に入れてひと煮立ちさせたら食えるものになり、栗ご飯に掛けたら相性は良かった。
不出来と不出来が出会うと上出来になることもあるのだ。
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百日草の移ろい

2020年10月06日 00時07分30秒 | 身の周りの植物








次々と咲くから百日草なのだろうけれど、一つの花はどれくらい花の時期を保つのだろう。
花開いた日に印でも付けて確かめてみたい気もする。
気がするだけで実行には至らない。
開いてから種ができて朽ちるまでの様子が見回す範囲にあった。
子房が膨らんでいく様子が見てとれる。
すがれる寸前もなかなかに味がある。
こんな婆さんもいるよなぁ。
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スズメバチ・トラップ再び

2020年10月05日 00時05分15秒 | 養蜂






オオスズメバチの襲撃が続いている。
一気に5匹ほどもセイヨウスズメバチの巣門にたむろしていたりすると、ゾッとする。
そっと補虫網を近づけ、一気に2匹入れたこともある。
急いで地面に網を伏せ、踏んずけて、また網を巣門に持っていく。
その時は3匹の成果で他は逃げていった。
いくらオオスズメバチでも、自分の巣の近くでもなければ、まずこちらを襲ってくることはない。
人間が長い棒の先の網で自分らを捕らえようとしているという理屈なり事情なりを理解できないからだろう。
でも網に入れるのに失敗して、やたらに振り回した時には、私が大きく動いたからか、直接向かってきたことがあった。
私は常に笠を被っているので頭は守られているが、その時は襟首あたりに来たけれど手で払いのけて刺されることはなかった。
昨年は敷地内の隅の崖にオオスズメバチが巣を作ったので、その近くにネズミ捕りの粘着シートを仕掛けて、大量のオオスズメバチを捕らえた。
囮を1匹着けて巣の近くに置くだけで効果てきめんだった。
今年は巣を見つけたわけではないので、ミツバチを襲ってきたヤツを捕まえて半殺しにしたのを囮にして、蜜蜂の巣箱からは離れた場所に仕掛けた。
初めはキンバエが多かったけれど、この頃はオオスズメバチがまともに大量に捕まる。
オオスズメバチがほとんどの中になぜかヒメスズメバチが1匹くっついていた。
オオスズメバチは尻の先が黄色いのに対し、ヒメスズメバチは黒い尻で、姿も一回り二回り小さい。
頭部はオオスズメバチが獅子舞いのような四角い顔なのに対して、ヒメスズメバチはきつね顔。
それにしても仲間が捕まったわけでも餌があるわけでもないのに、何の用があってやってきたのか。
お転婆な姫なのかな、なんてファンタジーにひたってしまうじゃないか。
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芋の手きんぴらと収穫

2020年10月04日 08時17分18秒 | 食べ方




前日の昼過ぎにサツマイモ(ベニアズマ)のツルを刈っておいた。
以前は畝の片方にツルを寄せて掘り上げていた。
テレビでプロの生産者が、前日にツルを刈っておくと残った太い根元のツルのデンプンを芋が吸収して良い芋になると言っていたのを観たことがある。
それを聞いたからには、やらざるを得ない。
比較検討とか成分分析なんかをやらないので本当のところはどうなのか、ある条件下でそれをやればより良いとかあるのだろうけれど、そこまでは探求しない。
ツルを刈ったついでに、芋の手として売られたりしている葉っぱの付いたツルを一握りだけ採った。
散歩のついでに度々やってくる同級生が、甘辛いきんぴらにした芋の手が好きだから自分で採り皮を剥いて奥さんに作ってもらうのだと言う。
ひとかたけ(両手に一杯くらいの単位か?)作ってもらって、その日のうちに自分がほとんど全部食べてしまうくらいだと、さりげなく奥さんを自慢する。
葉っぱの下と根元から折ったときに茎に付いている皮を剥くだけのいい加減なやり方で私もきんぴらを作ってみた。
芋の手自体に味はほとんどないので、フキの味のしないフキのきんぴらという感じに仕上がった。
砂糖も七味唐辛子も入れすぎた。
ほどほどがなかなか分からないがそのうち上手くなる。
ところで、きんぴらと佃煮とどう違うのだろう。
胡麻なんかを入れたら多少は美味くなるのだろうか。

ベニアヅマは、先日掘り上げたパープルスイートよりネズミにかじられた数が少なかった。
ネズミもアントシアニンを感じ取っているのかどうか。

下の画像はネズミにかじられた部分を切り取ってふかしてみたパープルスイートとべニアズマ。
掘りたてで追熟がなされていないので、全く甘みのないまずさ。
パープルスイートは生の時はちょっと紫がかった程度なのに、ふかすとこの通りの紫。
もろにアントシアニンの紫野菜の代表格だ。


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切株の撤去 その3

2020年10月03日 07時45分07秒 | 仕方




朝は力が出る。
ひとりで動かすのは無理だとほぼ結論を出していた杉の切り株を、諦めモードで朝一番にやってみたら、意外に自分が力持ちだと実感(勘違い)できた。
四方八方に伸びた根を、太い元から切断した側が下になるように転がそうと力を入れたら、手をかける場所次第で回転させることができた。
3分の1回転ほどできたところで、そのままは無理だが少しなら水平に回すこともできた。
そこで切断面を下にするように、持ちやすい根を定めて力を入れてみたら逆さまに立てることもできた。
逆さまから転ばすことは重心がかなり上になっているのでどの方向でも可能。
以上4回の動きを繰り返せば、小さなジグザグでどこにでも移動させることができると判った。
力が余っている気の向いた時に少しずつやることにする。
できたも同然となると、いつまで経ってもやれないだろう、そういうものだ。
ところで、切株の逆さま状態は火炎式土器を思わせる。
縄文時代の火炎式土器の発案者は、炎への畏怖と同時に木が地中に伸びて踏ん張る姿にも感動してモデルにしたのではないか。
枯れた木が崖崩れなんかで地表に現れたのを観て、とかなんとか自分が苦労したからといって勝手な憶測はちょっと無理があるかも。
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つまみ菜の食べ方

2020年10月02日 08時38分08秒 | 食べ方




種を500g購入して5分の4をこの場所に蒔いたのだけれど、砂と混ぜてかなりまばらに蒔いたつもりでも発芽率が良いからかこの有り様。
毎日つまんで食べても、間引いていることなど全く目に見えない。
茎の下半分を畑で千切って捨て、一食で食える分をよく洗い、熱湯をざるの上からかけてポン酢で食べる。
ゆでると、さっとでもしんなりしすぎる。
かといって生だと少しならまだしも量は食えない。
出した結論が、沸騰したお湯をざるのつまみ菜にかけて、ザルの消毒も兼ねるというやり方。
そうすると嵩(かさ)が半分になり半ナマ感もちょうど良い。
これをおかずの一つにするとしたら毎日100人分くらいは十分にまかなえる量が採れるのではないか。
周りからは嗤われているのだろうけれど、ミツバチのための菜の花畑にするのだと、聞かれるたびに何度でも同じことを答える。
これだけあれば草が負けて出てこないから良い、と皆が話のくくりに慰めてはくれる。
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