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飛んでいる姿を一瞬だけ観て、ミツバチかなと思ったのだけれど、ホバリングする様子がミツバチの飛び方ではないと判断できた。
養蜂をやり始めてからは、ミツバチの周辺にいたりやってきたりする昆虫全般に目が行き動体視力が上がったような気がする。
どちらがどちらの擬態なのか、普通に飛ぶ様子は両者そっくりというのは興味が湧く。
オニヤンマもキイロスズメバチもヒヨドリも、巣門近くのミツバチをホバリングして捕らえるのを観ている。
ツバメは普通に空を飛ぶミツバチを捕らえるそうだけれど、ツバメの動きは速すぎて確認できていない。
ミツバチに似ているからといっても擬態の意味がなさそうで、擬態とはいえないかもしれない。
捕まえろとばかりのホバリングなので、スズメバチを何十匹も狩った腕で補虫網を一振り、手で触らないようにして網からプラ瓶の中に収容した。
後からじっくり観察しようと思っていたのにまる1日が過ぎ、気づいた時にはもう死んでいた。
動かなくなったのを撮ったり観察たりしてみると、ハチではなくハエかアブの類だ。
ネットで調べ、腰の模様からナミハナアブ、シマハナアブ、キョウコシマハナアブのうちのどれかだろうけれど、判断がつきにくい。
とにかくハナアブには違いないが、ハチと決定的に違うのは目だ。
こいつらときたら頭全体が目のようになっているのは、毒針とか牙を持たないからだ。
危険感知をしても攻撃力はなく飛翔力頼り(吸血アブもいるけれど、攻撃ではなくて食事だ)。
全方向アンテナで情報収拾に努め、あとは逃げの一手しか持たない潔さは日本のゆく道だなどと、ふと想った次第。
2枚目の画像は、ソバを干しているところになぜかやってきて歩き回っていたミツバチ。