和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

おまえさん。

2010-02-10 | 他生の縁
昨日の夜。
9時頃、風呂に入っていると電話。
二人で、飲んでるけれど、来られますか?
さっそく、出かける。

そりゃ、二人より三人の方が話は楽しい。
話題は、どういうわけか西郷隆盛。
よくは知らない私は、
そういえば、桜島を見に、鹿児島へ行ったことがあった。
という話をして、あとは大山巌とか話題が流れて。
10時半ごろ帰宅。

今日になって布団で思い浮かんだのは、
田村隆一の詩「桜島」。
短い詩なのに、最後の二行以外は忘れてました。
さっそく詩集をとりだしてひらいて見る。


    桜島  ――黒田三郎の霊に

 きみは 
 たしか鹿児島の造士館の出身で
 城山にすまいがあった
 ぼくが
 山を見ればその山は桜島であって
 はじめてみた桜島は雪がつもっていた

 おまえさん
 おまえさん また逢おう
コメント
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