和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

本棚の余白。

2014-02-01 | 本棚並べ
本に余白が必要なように、
本棚に余白があるといい。

などと思うのは、
本を読まずに、
本棚整理をしてる私(笑)。

ひとつの本棚に、
段ボール箱から出す、
外山滋比古氏の著作。
福原麟太郎氏の著作。
吉田健一氏の著作も。
河上徹太郎氏の著作。
その空きスペースに、
堀口大學氏の著作を。

となりの本棚には
丸谷才一氏の著作。
大岡信氏の著作。
文章作法の本たち。


本棚に空きスペースをつくるのが
いいですね。
そうすると、ここに何を置こうと
思う楽しみがあります。
本棚の余白の魅力。
うん。なんとも贅沢(笑)。

竹中郁の詩の隣に、
杉山平一の詩があり、
今回その隣に
田中冬二の詩を置いてみる。

金子兜太×いとうせいこう対談
「他流試合」(新潮社)を
ぱらりとひらくと、

兜太】 ・・・荘子もよく読んでいます。
芭蕉なんかも荘子の影響をうんと受けています。
一茶なんかは、江戸の町なかでやる荘子の講義、
今のカルチャースクールみたいなものですがね、
それに行ったりしていた。
せいこう】 それは面白いですね。
俳句の流れの中に荘子の思想が入っているというのは。
(p120)

ということで、
本棚の芭蕉の脇に
荘子を置く(笑)。
コメント
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