和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

認めてくれた。

2014-02-23 | 短文紹介
パラパラ読みをして困るのは、
数日して、気になる短文が浮かぶと、
さて、それがどこに書いてあったのか、
探すことの一苦労(笑)。

今日探していたのは、
サマセット・モームのエピソード。

ちょうど、谷沢永一の数冊を
パラパラめくっていたので、
ついつい、そこにあったかなあ、
と思って探しても、ない(笑)。

外山滋比古著「人生複線の思想」に
それはありました。

「戦後、イギリスのサマセット・モームが
アメリカへ渡って講演をしたとき、終ると、
これから日本へ行くと言ってアメリカ人を
不思議がらせた。モームはそのわけを話す。
日本人はもっとも早く私の文学を認めてくれた。
ありがたい読者がたくさんいる、
戦争に負けて元気がないらしい。
行って元気づけたい、といった理由だったらしい。」
(p125)

うん。短文の題名は「遠方の友」
となっておりました。
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生齧り。

2014-02-23 | 本棚並べ
書評は大好きで、
本読みが嫌いで(笑)、
書評本がおすすめする本を
買うのが好きで、
読むのは、そうでもない。

ということで、
書評本のまわりに、
生齧りの本たちが、
未読の残骸のように
並びます。

本棚の整理をすると、
改めて、気づかされます。

本を読むより、
本を買うのが、
容易だからか、
買い散らかした本の
棚並べをしていると、
色の配色を楽しんでいるようで、
やっぱり私は本を読むのが苦手、
私は整理担当なのだと、再認識。

うん。そうと分かれば、
本は辞書を引くように、
あっちをパラパラ、
こっちをパラパラ、

ということで、
今日は2月23日(日曜日)。
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