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和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

二読三読して飽きない。

2017-02-16 | 書評欄拝見
月刊Hanada3月号の
堤堯の今月の一冊は
阿比留瑠比著「総理の誕生」を書評しております。
そのはじまりは、

「著者は安倍晋三が無役の若手議員の頃から親しく付き合い、
以後18年間、時に番記者として、時に官邸キャップとして
安倍をウォッチし続けて来た。
本書は折々に聞いた安倍の『肉声』やエピソードがふんだんに
盛り込まれ、安倍を扱った類書に比べて格段に読み応えがある。
中身が濃く、安倍をめぐる政治ドラマの裏面史を活き活きと
伝える証言録でもある。」

この書評に出てくる田中均氏が印象鮮やか。
こんな感じで引用されております。

「安倍は記者団に田中についての米国務省の評価を披露した。
『田中は米側に『サスピシャス・ガイ(疑わしい奴)と呼ばれている』
ちなみに田中は、ケリー国務次官補が来日したおり(02年)、
ケリーが福田と安倍を夕食会に招いたにもかかわらず、
勝手に『両氏とも忙しい』と断り、自分が面会した。
さらに小泉とブッシュの首脳会談のおり(03年)、
両首脳が北朝鮮に『対話と圧力』で臨むとした説明資料から、
独断で『圧力』を削除した。・・・」

そして、書評の最後は
こうでした。

「国際的にも存在感をいや増した安倍の等身大の実像が、
見事なノミ捌(さば)きで刻まれている。
二読三読して飽きない。」


いまだ、未読ですが、
まずは、購入しました(笑)。
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