困ったときしか、手を合わせない私は、
安穏な生活を過ごさせていただいております。
それですから、
毎日手を合わせている方が、気になります。
谷口智彦著「安倍晋三の真実」(悟空出版)に
「その間にも総理は国会に始終呼ばれて椅子に縛り付けられ、
ほかのことが何もできません。もしかしたら腰痛も起こしてしまう。
そんな中でも厳しい外遊日程をこなすうち、風邪の一つもひいて帰れば、
重篤な病だとあらぬウワサがすぐ立って、待ってましたとばかり
総理の足を引っ張る人たちがまたぞろ現れる。どこまで行っても、
総理に圧力がかかり、かつ、次第に増加するようになっているのです。
権力者・安倍晋三に見えている風景とは、このようなものです。
それでもひるまず、望ましい政策の実現に近づこうとするなら、
体力、気力とも、誰にも負けないだけのものを維持していないと
いけません。安倍総理が、なぜ毎朝、父・晋太郎や、祖父・岸信介の
位牌を並べた仏壇に手を合わせるか、私には想像がつく気がします。
『今日また一日、くじけずに頑張ります』と、
決意を述べて、加護を頼んでいるのでしょう。」(p123)
思い浮かんだのは、
佐野眞一著「凡宰伝」(文芸春秋)でした。
小渕恵三氏をとりあげた本でした。
そこから、この箇所。
「高村は、これもあまり知られていないが、と前置きして、
小渕さんにはテコでも動かない頑固さがあるといい、
こんなエピソードを披露した。
総理が自宅の庭で下駄を履いて、お日様に向かって柏手を打って
いるところがテレビで流れたことがありましたね。それをある人から、
あれはおじんくさい、田舎のおっさんみたいだからやめろと忠告され
たらしいんです。しかし、自分はあれを五十年以上やっている。
いまさらやめるわけにはいかない。だから、外でやるのはやめにしたが、
いまも部屋のなかでお日様に向かって柏手を打っているんだ、
と話された。・・・・
そして、こういう話を隠さずにさらっと披露するところが、
これまた小渕流なんだな。・・・」
(p41~42)
はい。手を合わせると、柏手とは違うわけですが、
総理ということで思い浮かびました(笑)。
安穏な生活を過ごさせていただいております。
それですから、
毎日手を合わせている方が、気になります。
谷口智彦著「安倍晋三の真実」(悟空出版)に
「その間にも総理は国会に始終呼ばれて椅子に縛り付けられ、
ほかのことが何もできません。もしかしたら腰痛も起こしてしまう。
そんな中でも厳しい外遊日程をこなすうち、風邪の一つもひいて帰れば、
重篤な病だとあらぬウワサがすぐ立って、待ってましたとばかり
総理の足を引っ張る人たちがまたぞろ現れる。どこまで行っても、
総理に圧力がかかり、かつ、次第に増加するようになっているのです。
権力者・安倍晋三に見えている風景とは、このようなものです。
それでもひるまず、望ましい政策の実現に近づこうとするなら、
体力、気力とも、誰にも負けないだけのものを維持していないと
いけません。安倍総理が、なぜ毎朝、父・晋太郎や、祖父・岸信介の
位牌を並べた仏壇に手を合わせるか、私には想像がつく気がします。
『今日また一日、くじけずに頑張ります』と、
決意を述べて、加護を頼んでいるのでしょう。」(p123)
思い浮かんだのは、
佐野眞一著「凡宰伝」(文芸春秋)でした。
小渕恵三氏をとりあげた本でした。
そこから、この箇所。
「高村は、これもあまり知られていないが、と前置きして、
小渕さんにはテコでも動かない頑固さがあるといい、
こんなエピソードを披露した。
総理が自宅の庭で下駄を履いて、お日様に向かって柏手を打って
いるところがテレビで流れたことがありましたね。それをある人から、
あれはおじんくさい、田舎のおっさんみたいだからやめろと忠告され
たらしいんです。しかし、自分はあれを五十年以上やっている。
いまさらやめるわけにはいかない。だから、外でやるのはやめにしたが、
いまも部屋のなかでお日様に向かって柏手を打っているんだ、
と話された。・・・・
そして、こういう話を隠さずにさらっと披露するところが、
これまた小渕流なんだな。・・・」
(p41~42)
はい。手を合わせると、柏手とは違うわけですが、
総理ということで思い浮かびました(笑)。