和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

「昔から一度は」

2018-09-18 | 短文紹介
18日は、新潮45の発売日。
たまたま行った先に、朝日新聞が置いてあり、
ひらいて、雑誌広告を探すのですが、
週刊朝日の雑誌広告が大きく目をひくくらいで、
新潮45の雑誌広告はなし。

残念ですね。
朝日新聞購読者には、新潮45の目次が読めない。
せっかくなので、表紙の活字だけでも引用。

特集は「『野党』百害」。
うん。朝日新聞では、声欄でも
注意深く排除されるテーマです。

「緒言」とあります。
その題は「なぜまともな野党がいないのか」。

特別企画は、「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」。

うん。目次だけ読んでいてもワクワクします(笑)。
よし。マスコミへのツッコミ具合がいいですね。

雑誌の最後をめくると
佐伯啓思氏の連載でした。
そのはじまりを引用。

「昔から一度は、
道元を読んでみたいと思っていた。
実は、以前に『現成公案』や『有時』など
『正法眼蔵』のよく知られた部分を読んでは
みたものの、まったく歯が立たず、そのままに
なっていたのだが、最近またいくつかの巻を読んでみた。

とても理解できたとはいえないにしても、
かなり面白いと思った。
全巻読んだというわけでもなく、
精読というわけでもなく、
ほとんどつまみ食い(つまり読み)状態なので、
理解も何もないものだが、
なるほどと思たことも事実である。
・・・・」(p294)


はい(笑)。
私はここまでで十分。
あとの講釈は、読まなくてもいいや。


コメント
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