和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

マスコミが消す2009年9月。

2018-09-09 | 前書・後書。
もうマスコミからは、
すっかり忘れられてしまった。
民主党政権時代の日本。


小川榮太郎氏が序文で、
その日本をおさらいしております。

「自民党叩きに明け暮れたマスコミ総出の
華やかな歓迎のなか、鳩山由紀夫民主党政権が誕生
したのは2009年9月のことだ。

朝日新聞は、民主党大勝の選挙結果を
『非願成就 高揚と緊張【国民の勇気に感謝】』と伝え・・
毎日新聞は社説で『【国民が日本を変えた】政権交代、維新の気概で』
と書き、『台風の中晴れやかに 有権者 期待と注文』
と手放しの喜びようだ。


こうして鳩山首相、小沢幹事長、
菅直人副総理兼財務大臣の『トロイカ体制』が始まった。
岡田克也外務大臣、長妻昭厚生労働大臣、前原誠司国土交通大臣、
福島瑞穂内閣府特命担当大臣らがポストを固めた。
支持率は72%。・・
『脱官僚・政治主導』を掲げ、
『コンクリートから人へ』のスローガンで公共事業を削減した。
たとえば治水事業については、・・・民主党政権になって急減し、
ピーク時の2・3兆円から3分の1にまで縮小した。・・・
『コンクリート』を軽視した民主党の政治は、
単に国土を脆弱にして終わった。
鳴り物入りの事業仕分けも、学級会政治そのものだった。

・・・・・事業仕分けでは、
石油や塩の備蓄、防衛・自衛隊災害救出活動費、除雪費、
八ッ場ダム、スーパー堤防、耐震補強工事費、
学校耐震化予算、災害対策予備費、地震再保険特別会計
などが次々に廃止されていった。・・・・

民主党はマニフェストで、日本には埋蔵金が
60兆円もあると主張したが、そんな過剰な貯蓄金は
自民党政府時代の日本にはなかったのである。
・・・・」

まだまだ続くのですが、
これだけでも十分でしょう。

さて、これは
小川榮太郎著「安倍政権の功罪」(悟空出版)の序文。
序文の題は
「『安倍政治』は『許せない』悪政か」です。

はい。序文のさわりだけを引用しました。
序文で11頁。これだけ読んで私は満足。
どうです、立ち読みで(笑)。


コメント
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