昨日。教えてくださる方がいて、
その本を、さっそく注文。
「廃校再生ストーリーズ」(美術出版社)。
発行2018年8月8日とあります。はい。新刊。今日届く。
私の住んでいる近隣地域の小学校も登場していて、
興味深い。
まず、開いたのは、本に関する箇所でした。
「地域の知の痕跡を、収蔵する書庫。」(p218~227)
場所は山口県・山口市。
山間にある集落・阿東。
こうあります。
「2006年頃から廃品回収の仕事をしていた吉見さんは、
阿東で大量に廃棄されていく書籍を守るため、
すでに手狭になった自宅倉庫とは別に保管場所を探していた。
そのうちに、当時の教育長の好意で、閉校直後の
旧亀山小学校の1室を借りることとなる。・・・・」
この吉見正孝氏のセリフがしびれる(笑)。
こうあります。
『地方が衰退しつつある時代においては、
これまでのように行政へ丸投げする方法は
うまくいかない。【こうしていきたい】という
自分たちの想い、またそれを実現できるかどうかは、
地域の力が重要です。今の地域には
その突出した力がなく、良くも悪くもフラット。
ある意味、平等なんですよ』と話した。
吉見さんの話はつづきます。
「・・・この変革の時代に、
多くの大学教員が自らの蔵書を寄贈できる場がなく、
焼却処分せざるをえない状況にも表れています。
先日も東京・高田馬場の雑誌図書館『六月社』が閉館し、
約10万冊の所蔵雑誌が行く当てがないというニュースを
耳にしました。いわゆる郷土資料館ではないけれど、
世界中を探してももう二度と出会えない貴重な資料が
ここにはある。今見えている問題に対して、
私は自分ができることをやろうとしているんです」(p225)
拍手。
うん。自宅から1時間ほどでいける廃校の小学校の再生も
紹介されているのですが、私が気になったのは、集落・阿東でした。
その本を、さっそく注文。
「廃校再生ストーリーズ」(美術出版社)。
発行2018年8月8日とあります。はい。新刊。今日届く。
私の住んでいる近隣地域の小学校も登場していて、
興味深い。
まず、開いたのは、本に関する箇所でした。
「地域の知の痕跡を、収蔵する書庫。」(p218~227)
場所は山口県・山口市。
山間にある集落・阿東。
こうあります。
「2006年頃から廃品回収の仕事をしていた吉見さんは、
阿東で大量に廃棄されていく書籍を守るため、
すでに手狭になった自宅倉庫とは別に保管場所を探していた。
そのうちに、当時の教育長の好意で、閉校直後の
旧亀山小学校の1室を借りることとなる。・・・・」
この吉見正孝氏のセリフがしびれる(笑)。
こうあります。
『地方が衰退しつつある時代においては、
これまでのように行政へ丸投げする方法は
うまくいかない。【こうしていきたい】という
自分たちの想い、またそれを実現できるかどうかは、
地域の力が重要です。今の地域には
その突出した力がなく、良くも悪くもフラット。
ある意味、平等なんですよ』と話した。
吉見さんの話はつづきます。
「・・・この変革の時代に、
多くの大学教員が自らの蔵書を寄贈できる場がなく、
焼却処分せざるをえない状況にも表れています。
先日も東京・高田馬場の雑誌図書館『六月社』が閉館し、
約10万冊の所蔵雑誌が行く当てがないというニュースを
耳にしました。いわゆる郷土資料館ではないけれど、
世界中を探してももう二度と出会えない貴重な資料が
ここにはある。今見えている問題に対して、
私は自分ができることをやろうとしているんです」(p225)
拍手。
うん。自宅から1時間ほどでいける廃校の小学校の再生も
紹介されているのですが、私が気になったのは、集落・阿東でした。