他の方のブログで知り、
新刊・黒川創著「鶴見俊輔伝」(新潮社)を注文。
それが届く。全545ページのところどころにある
鶴見氏の写真を拝見して満足(笑)。
さてっと、本文の終わりを引用。
「記者発表の席で、鶴見太郎氏が、家庭での日ごろの
鶴見俊輔の様子がどのようなものだったかを訊かれ、
およそ、このように答えていたのが、記憶に残っている。
―――父は、私が子どものころから、いろんなことを話すごとに、
『おもしろいな!』『すごいね!』『いや、驚いた!』と、
目を見張って、心底からびっくりしたような反応を示す人でした。
ですから、大人というのは、そういう人たちなんだろうと思っていました。
ところが、いざ外の世界に出てみると、世間の大人たちは、
何に対してもほとんど無反応でいる、
ということがわかって、ショックを受けました。
そして、このギャップをどうやって埋めればいいのか、
ずいぶん長く苦労することになりました。ーーー
・・・」(p496)
ポツポツなのですが、
私なりに、以前に鶴見俊輔の本を読んでおりました。
『このギャップをどうやって埋めればいいのか』
この距離感と間合いというテーマ(笑)。
あらためて、銘記させられるのでした。
はい。本文は未読(笑)。
新刊・黒川創著「鶴見俊輔伝」(新潮社)を注文。
それが届く。全545ページのところどころにある
鶴見氏の写真を拝見して満足(笑)。
さてっと、本文の終わりを引用。
「記者発表の席で、鶴見太郎氏が、家庭での日ごろの
鶴見俊輔の様子がどのようなものだったかを訊かれ、
およそ、このように答えていたのが、記憶に残っている。
―――父は、私が子どものころから、いろんなことを話すごとに、
『おもしろいな!』『すごいね!』『いや、驚いた!』と、
目を見張って、心底からびっくりしたような反応を示す人でした。
ですから、大人というのは、そういう人たちなんだろうと思っていました。
ところが、いざ外の世界に出てみると、世間の大人たちは、
何に対してもほとんど無反応でいる、
ということがわかって、ショックを受けました。
そして、このギャップをどうやって埋めればいいのか、
ずいぶん長く苦労することになりました。ーーー
・・・」(p496)
ポツポツなのですが、
私なりに、以前に鶴見俊輔の本を読んでおりました。
『このギャップをどうやって埋めればいいのか』
この距離感と間合いというテーマ(笑)。
あらためて、銘記させられるのでした。
はい。本文は未読(笑)。