和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

「空の町」

2019-02-09 | 地域
母校の小学校が、この3月で閉校。

この小学校の校歌は、作詞が鹿島鳴秋。
鹿島鳴秋は、「浜ちどり」の作詞者。
浜ちどりは、こうはじまっておりました。


  青い月夜の浜辺には
  親を探して鳴く鳥が
  波の国から生まれ出る


閉校する母校の校歌は、こうはじまります。

 
  太平洋の大空に
  つながる青い空の町
  浪路のはての雲にさえ
  希望の瞳輝くよ


鹿島鳴秋は、娘さんの療養のために、
この町に居た時期がありました。
娘さんは療養の甲斐なく亡くなります。

この校歌は、昭和26年制定。
この町に住んでいた縁で、頼まれての作詞でした。


母校の校舎は取り壊しが決まっております。
「空の町」が、これからも歌われ続けますように。
コメント (6)
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