映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

幸せの行方 ライアン・ゴズリング

2012-09-26 19:16:04 | 映画(洋画 2010年以降主演男性)
映画「幸せの行方」はライアン・ゴズリングとキルスティンダンストの若手人気俳優による2010年の作品だ。ジャケットからはラブストーリーを想像させたが、実際にあった失踪事件に基づくサスペンス物だった。

法廷で老いた主人公が尋問を受けるシーンに、回想シーンが重ね合わせられる展開だ。
主人公デイビッド(ライアン・ゴズリング)への尋問でニューヨークで不動産業を営む富豪の御曹司であることがわかる。タイムズスクウェアの周辺を所有しているらしい。その主人公は父(フランク・ランジェラ)の反対を押し切り、平凡な家庭の女性ケイティ(キルスティン・ダンスト)と恋に落ちる。2人は結婚し、ニューヨークを離れて、幸せな生活を送っていた。しかし、子供を欲しがる妻に反して、夫は拒絶する。そして、父親はそんな息子をニューヨークへと連れ戻し、父の仕事を手伝うことになる。そのころからデイビッドは、次第に奇妙な行動が目立ち始めていく。。。

法廷尋問の中で主人公は母親のことを聞かれる。7歳の時にむごい死に方をしたようだ。そのことでトラウマが残っている。心を病んでいたのである。

普通そうに見えるのに、実は凶暴性のある二面性を持っているというパターンはよくある。この映画は実話に基づくという。しかも、当本人がまだ存命だという。日本で言えば三浦和義事件のようだ。これもすごい話だ。
途中までは普通のラブコメと大きく変わらない。その昔はやったディスコミュージックなど時代に合わせた音楽の選択もいい。途中からはともかく暗い。終盤にかけその暗さを増していく。結婚相手へのDVも極端になると見ていられないくらいだ。しかも主人公は変質者の様相を呈する。ライアン・ゴズリングは「ドライヴ」で影のある男を演じた。キャラにあってうまかった。精神が錯乱している姿を演じて、ここでもうまいんだけど、この役は酷だなあ。
変な映画見ちゃった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画「クロエ」 ジュリアン... | トップ | 夢売るふたり 松たか子 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

映画(洋画 2010年以降主演男性)」カテゴリの最新記事