ダブルパール富士を撮影する機会はあまり無く、今回は都合良く日曜日の夕方にその機会がやって来た。しかも場所を選べばほぼ富士山の真ん中から現れるパールを撮影することができる。ただ問題なのは日没の15分から20分前くらいに月が現われてしまうため残照の赤く染まった富士山とパールを撮るにはこの場所は適さず、もう少し富士山に近付いて人穴あたりが適地となる。しかし、朝霧高原から撮るパールはこれからも毎月のように機会が訪れるわけで、ダブルパールの撮影機会はそう頻回に訪れるわけでは無い。月の出の時間は悪いがここは田貫湖を選択する。パール富士の撮影に興味を持っていたのぞむ先生と星見隊メンバーにも声をかけたが、来られるのはのぞむ先生だけのようだ。
毛無山から下山後、朝霧高原道の駅で食事を済ませた後、田貫湖に向かう。予定通り午後3時に田貫湖に到着したが既に駐車場はいっぱいで路上にたくさんの車が止められている。運良く手前にある神社の駐車場に空きがあったのでそこに駐車してまずはのぞむ先生に電話する。既に場所取りしてスタンバイOKのようだ。ほとりの撮影予定地に向かって行くとのぞむ先生が手を振っている。場所取りしてあったポイントは私が狙っていた場所とほぼ同じ場所。真ん中から月が現われるのはもう少し先だが、残照に染まった頃の月を撮るには少し白山岳寄りの場所から月を出したほうが有利と考え、少し左寄りに構えるつもりだった。のぞむ先生のすぐ近くにかめら2台を並べてセットする。
田貫湖に到着した頃は雲が巻いていてこれはダメだろうと諦めていたが、やがて雲は飛んでくれた。湖面が揺れるのでダブルパールは止めてこんな構図でと思っていたが。
ボーグ300㎜天体望遠レンズ試し撮り。ピント合わせが難しいがようやく使い慣れて来た。
こちらはCanon200㎜試し撮り。脱着でピントのダイヤルがずれないようにセロテープでダイヤルを固定しておいて撮影に備える。
風が強く湖面が揺れていたのでダブルパールは無理だと思っていたのだが、夕暮れが近付くと風が穏やかになり、なんとか湖面に富士山が映るようになってきた。そこで1台のカメラを移動してのぞむ先生の三脚の真横にセットさせてもらった。ここならば湖面に映る富士山を入れながらパール富士が撮影できる。離れた場所で2台のカメラのシャッタを押すことは困難なので、こちらのカメラはタイマーリモートコントローラーで時間をセットして1秒間のインターバル撮影をお任せで行うようにする。そしてほぼ予定時刻の5時14分、月が富士山山頂に現われた。
月が現われた。ボーグ300㎜レンズ。
現われたのは少し左寄りだったが、ちょうど真ん中で月が全景を現しそうだ。
田貫湖のパール富士
ダブルパール富士。情景は良いが月が小さくて地味な感じに写ってしまう。やはりこういう情景は自分の目で見たほうが素晴らしい。
富士山が少し染まって来たが月はどんどん昇ってしまう。
1秒間のインターバル撮影で撮っていた画像を良く見直してみると・・・
月の中を飛行機が飛んでいだ(トリーミング画像)。
200㎜レンズに換える。
残照に染まって来た頃にはもう200㎜レンズでは追い切れない。
夕陽に染まった頃のダブルパール富士。
撮影の前に偶然同じ場所に居合わせたお二人は私たちと同じGooのブログ仲間で、お一人はのぞむ先生が読者登録をされているクリスタルさん(ブログ:初心者の写真+)、もう一人は私も何度か訪れたことのあるsaiya24さん(ブログ:デジイチLife)だった。saiya24さんのブログは箱根の大観山に彗星の撮影に行こうと計画した時に参考にさせていただいた記憶がある。
残照が消える頃にはもう月は高く昇ってしまっていた。本日ここまで。毛無山は失敗だったが田貫湖はまずまずの景色が楽しめた。
毛無山から下山後、朝霧高原道の駅で食事を済ませた後、田貫湖に向かう。予定通り午後3時に田貫湖に到着したが既に駐車場はいっぱいで路上にたくさんの車が止められている。運良く手前にある神社の駐車場に空きがあったのでそこに駐車してまずはのぞむ先生に電話する。既に場所取りしてスタンバイOKのようだ。ほとりの撮影予定地に向かって行くとのぞむ先生が手を振っている。場所取りしてあったポイントは私が狙っていた場所とほぼ同じ場所。真ん中から月が現われるのはもう少し先だが、残照に染まった頃の月を撮るには少し白山岳寄りの場所から月を出したほうが有利と考え、少し左寄りに構えるつもりだった。のぞむ先生のすぐ近くにかめら2台を並べてセットする。
田貫湖に到着した頃は雲が巻いていてこれはダメだろうと諦めていたが、やがて雲は飛んでくれた。湖面が揺れるのでダブルパールは止めてこんな構図でと思っていたが。
ボーグ300㎜天体望遠レンズ試し撮り。ピント合わせが難しいがようやく使い慣れて来た。
こちらはCanon200㎜試し撮り。脱着でピントのダイヤルがずれないようにセロテープでダイヤルを固定しておいて撮影に備える。
風が強く湖面が揺れていたのでダブルパールは無理だと思っていたのだが、夕暮れが近付くと風が穏やかになり、なんとか湖面に富士山が映るようになってきた。そこで1台のカメラを移動してのぞむ先生の三脚の真横にセットさせてもらった。ここならば湖面に映る富士山を入れながらパール富士が撮影できる。離れた場所で2台のカメラのシャッタを押すことは困難なので、こちらのカメラはタイマーリモートコントローラーで時間をセットして1秒間のインターバル撮影をお任せで行うようにする。そしてほぼ予定時刻の5時14分、月が富士山山頂に現われた。
月が現われた。ボーグ300㎜レンズ。
現われたのは少し左寄りだったが、ちょうど真ん中で月が全景を現しそうだ。
田貫湖のパール富士
ダブルパール富士。情景は良いが月が小さくて地味な感じに写ってしまう。やはりこういう情景は自分の目で見たほうが素晴らしい。
富士山が少し染まって来たが月はどんどん昇ってしまう。
1秒間のインターバル撮影で撮っていた画像を良く見直してみると・・・
月の中を飛行機が飛んでいだ(トリーミング画像)。
200㎜レンズに換える。
残照に染まって来た頃にはもう200㎜レンズでは追い切れない。
夕陽に染まった頃のダブルパール富士。
撮影の前に偶然同じ場所に居合わせたお二人は私たちと同じGooのブログ仲間で、お一人はのぞむ先生が読者登録をされているクリスタルさん(ブログ:初心者の写真+)、もう一人は私も何度か訪れたことのあるsaiya24さん(ブログ:デジイチLife)だった。saiya24さんのブログは箱根の大観山に彗星の撮影に行こうと計画した時に参考にさせていただいた記憶がある。
残照が消える頃にはもう月は高く昇ってしまっていた。本日ここまで。毛無山は失敗だったが田貫湖はまずまずの景色が楽しめた。