ゲンジスミレはそれほどたくさん見かけられる花では無く、数が少なく登山道脇で偶然見かけるということがほとんどだった。今回はスミレに詳しい虫林花山師匠にお願いして自生地を教えていただいた。北杜市の長坂界隈の林道は知る人ぞ知るスミレ愛好家の人たちにとっては有名な場所らしいが、こちらはあまり人が入らない虫林師匠御用達の場所だ。かなり数があるというのだが、そんなにあるものなのか?林道は悪路なので下から歩いたほうが良いと言われたのだが、敷島カタクリロードで時間を費やし過ぎてもう午後4時を過ぎてしまった。これは行けるところまで林道を詰めるしか無い・・・と行ってみるが、入ってすぐに失敗した!と思った。聞いた通りのデコボコの悪路の上に路肩が一部壊れていて木の幹で仮修復してあった。もはやバックして戻れるような場所では無い。転落しかねないので木を踏まないように通過したが、車幅はギリギリだった。終点の500mほど手前で脇に広場があったのでそこに車を止める。そろそろこのあたりから咲いていても良いはずだが・・・?
悪路の林道は走りたくなかったが、時間が遅くなり、なんとか上部までたどり着いた。
イブキスミレは点々と葉が出ているが、まだ咲いていない。
こちらはアカネスミレの葉と蕾だろう。これはフライングでは?? 咲いているスミレは全く見つからない。
まだ時期が早かったのではないかと思いながら林道を歩いて登って行くと、ややザレた林道脇の草むらに薄紫色のスミレの花が咲いていた。近付いて葉を見れば、裏が茶色。あった!お目当てのゲンジスミレだ。
薄紫色のスミレを発見。ありました、ゲンジスミレ! 虫林師匠の情報は外れたことが無い。
うつむきかげんに咲くこのスミレ、なかなか顔を見せてくれない。
斜面に咲いていたお二人さんを下から覗き込むように激写。黄色い髭が愛嬌を振り撒いている。
このスミレは少しザレて乾燥した斜面を好む。
さらに上に進むと、たくさん咲いていた。
こんなにたくさん咲いている場所は初めてだ。
しかもちょうど見頃。
伐採地を彩るダンコウバイの花。
紫色鮮やか、ニオイタチツボスミレ。
ザレていないほうの草地を探してみると、そちらにも咲いていた。満足。
林道はまだまだ先にも伸びていたが、時間は6時近くになってしまい、本日はここまで。十分に満足したゲンジスミレだった。持つべきは良き(?)師匠だ。
悪路の林道は走りたくなかったが、時間が遅くなり、なんとか上部までたどり着いた。
イブキスミレは点々と葉が出ているが、まだ咲いていない。
こちらはアカネスミレの葉と蕾だろう。これはフライングでは?? 咲いているスミレは全く見つからない。
まだ時期が早かったのではないかと思いながら林道を歩いて登って行くと、ややザレた林道脇の草むらに薄紫色のスミレの花が咲いていた。近付いて葉を見れば、裏が茶色。あった!お目当てのゲンジスミレだ。
薄紫色のスミレを発見。ありました、ゲンジスミレ! 虫林師匠の情報は外れたことが無い。
うつむきかげんに咲くこのスミレ、なかなか顔を見せてくれない。
斜面に咲いていたお二人さんを下から覗き込むように激写。黄色い髭が愛嬌を振り撒いている。
このスミレは少しザレて乾燥した斜面を好む。
さらに上に進むと、たくさん咲いていた。
こんなにたくさん咲いている場所は初めてだ。
しかもちょうど見頃。
伐採地を彩るダンコウバイの花。
紫色鮮やか、ニオイタチツボスミレ。
ザレていないほうの草地を探してみると、そちらにも咲いていた。満足。
林道はまだまだ先にも伸びていたが、時間は6時近くになってしまい、本日はここまで。十分に満足したゲンジスミレだった。持つべきは良き(?)師匠だ。