嶺朋クラブのスミレ観察会はお昼頃に終わってみんなでガスト山に食事に行った。次の山行の予定などを皆で相談し、昨年訪れて驚いた黒富士から鬼頬山界隈の斜面一面を覆い尽くすエイザンスミレ大群落を見に行くことでほぼ決まった。かつては花見山行など皆無だった嶺朋クラブもずいぶんと変わったものである。藪歩きを全く苦とせず、むしろそのような山行を好むこの山岳会はルートを外れて歩いても全く問題無いところが強い。
食事を終えて外に出ると青空が広がっていた。小雨がぱらついてはいるが、天候は回復に向かっている。この日見た珍しいスミレは凄かったが、そういえば数年前に帯那山でゲンジスミレの集落を見つけたのを思い出した。昨年もその場所を探したが一株も見つからなかった。今年はどうなのだろうか?時間は午後3時を過ぎてしまったがなんとか行けそうな時間だ。
道の無いこの斜面の上にかつてゲンジスミレが多く生育していた。果たして出会えるか?
足場の脆い土の急斜面をジグザグに花を探しながら登るが、あるのはタチツボスミレばかり。
これはアカネスミレの葉か? 花茎が出ていない。
もうすぐ上に抜け出てしまうが、ゲンジスミレらしきものは葉も含めて全く見当たらず。
かつてのこの斜面は白い砂が混じったやや乾燥した斜面だったのだが、今ではやや湿り気の多い土の斜面に変わってしまっている。3年前の大雪で斜面が削れてしまったのかも知れないが、以前とはだいぶ環境が変わっており、ゲンジスミレが生育するような環境では無くなってしまっている。おそらくもうここで出会うことは無いのではなかろうか。
もうすぐ電波塔のところだが、何も見当たらないので立ち寄らずに下山。
尾根道のイバラの下ではシハイスミレが見ごろを迎えていた。
小さくて可愛らしい花。
下の林道沿いはもう終わりかけていたがここはちょうど見頃。
今日の帯那山の収穫はこのシハイスミレ。
林道ゲートに到着した頃にはもう午後6時を過ぎてしまっていた。もしこの場所でゲンジスミレに出会えたならば、もしやのカクマにも?と思ったが、2匹目のドジョウは居なかったようだ。帯那山はシハイスミレはもうすぐ終わってしまうが、これからヒナスミレやアケボノスミレがたくさん咲き出す。ヒゴスミレにも探せばきっと出会えると思う。
食事を終えて外に出ると青空が広がっていた。小雨がぱらついてはいるが、天候は回復に向かっている。この日見た珍しいスミレは凄かったが、そういえば数年前に帯那山でゲンジスミレの集落を見つけたのを思い出した。昨年もその場所を探したが一株も見つからなかった。今年はどうなのだろうか?時間は午後3時を過ぎてしまったがなんとか行けそうな時間だ。
道の無いこの斜面の上にかつてゲンジスミレが多く生育していた。果たして出会えるか?
足場の脆い土の急斜面をジグザグに花を探しながら登るが、あるのはタチツボスミレばかり。
これはアカネスミレの葉か? 花茎が出ていない。
もうすぐ上に抜け出てしまうが、ゲンジスミレらしきものは葉も含めて全く見当たらず。
かつてのこの斜面は白い砂が混じったやや乾燥した斜面だったのだが、今ではやや湿り気の多い土の斜面に変わってしまっている。3年前の大雪で斜面が削れてしまったのかも知れないが、以前とはだいぶ環境が変わっており、ゲンジスミレが生育するような環境では無くなってしまっている。おそらくもうここで出会うことは無いのではなかろうか。
もうすぐ電波塔のところだが、何も見当たらないので立ち寄らずに下山。
尾根道のイバラの下ではシハイスミレが見ごろを迎えていた。
小さくて可愛らしい花。
下の林道沿いはもう終わりかけていたがここはちょうど見頃。
今日の帯那山の収穫はこのシハイスミレ。
林道ゲートに到着した頃にはもう午後6時を過ぎてしまっていた。もしこの場所でゲンジスミレに出会えたならば、もしやのカクマにも?と思ったが、2匹目のドジョウは居なかったようだ。帯那山はシハイスミレはもうすぐ終わってしまうが、これからヒナスミレやアケボノスミレがたくさん咲き出す。ヒゴスミレにも探せばきっと出会えると思う。