八ヶ岳の山梨県側ルートにまだ出会ったことが無いラン科の植物が咲いているらしい。植物観察会が予定されていたのだが、諸般の事情で中止となってしまい、自力で探すことになる。そのほかにも、前述したタカネサギソウを含めて様々なラン科植物がこの山域には生育している。

ヒメムヨウラン。時期が遅かったこともあるが、今年は数が少なく、2株しか発見できず。

イチヨウラン。見かけたのは1株だけ。

カモメラン。昨年に続いて咲いていたのは1株のみだった。葉の数も減少しており、この場所では絶滅寸前という気がする。

タカネサギソウ。山梨県ではレッドデータブックに載っていないが、2年後の書き換えでは絶滅危惧種に入ってくると思われる。

残念ながら蕾だった。
ここまでの花は毎年行われている山梨県山岳レインジャー活動の調査で報告されているラン科の植物たちである。ここから先はまだレインジャー活動報告に載せられていない花たちである。

ミヤマチドリ(おそらく)。判別の難しいツレサギソウ属の花は全く自信無し。

下手な写真でいまひとつ分かりにくいが、距がきわめて短い。

こちらが良く見かけるキソチドリだが、距の長さが全く違い、別の花であることは明らか。

アオチドリの緑花なのか、それともタカネアオチドリなのか?

背丈は10~15㎝ほど。

こちらはやや大型の株。この鈴生りにたくさん花を付ける姿はアオチドリとは別物のように思う。

これは三ツ峠で見かけたアオチドリ。

こちらは櫛形山のアオチドリ。
三ツ峠および櫛形山のアオチドリと比べると、八ヶ岳のアオチドリは花の付き方が鈴生りにたくさん付いている。タカネアオチドリの特徴として小型であることと唇弁が短いことがあるが、画像を見比べてみると八ヶ岳のものは唇弁が短い。さらに、この花の付き方を見る限りではいつも見ているアオチドリとは別物、タカネアオチドリで間違いないのではないだろうか。

そしてこれが今回探していた花、琥珀のラン。

折角見つけたのに踏み倒されている。ここは登山道では無いので動物の仕業か?

しかし、別の場所でも発見。

琥珀色の輝き、琥珀ラン。
権現岳往復で13時間半という長時間を要したのは、このような希少な花たちの探索と撮影に多大な時間を要したためである。予定通りのタカネサギソウ、見つかるかどうか分からなかった琥珀のラン、そして何年振りかのケブカツルカコソウにも出会えた、充実した八ヶ岳花山行だった。

ヒメムヨウラン。時期が遅かったこともあるが、今年は数が少なく、2株しか発見できず。

イチヨウラン。見かけたのは1株だけ。

カモメラン。昨年に続いて咲いていたのは1株のみだった。葉の数も減少しており、この場所では絶滅寸前という気がする。

タカネサギソウ。山梨県ではレッドデータブックに載っていないが、2年後の書き換えでは絶滅危惧種に入ってくると思われる。

残念ながら蕾だった。
ここまでの花は毎年行われている山梨県山岳レインジャー活動の調査で報告されているラン科の植物たちである。ここから先はまだレインジャー活動報告に載せられていない花たちである。

ミヤマチドリ(おそらく)。判別の難しいツレサギソウ属の花は全く自信無し。

下手な写真でいまひとつ分かりにくいが、距がきわめて短い。

こちらが良く見かけるキソチドリだが、距の長さが全く違い、別の花であることは明らか。

アオチドリの緑花なのか、それともタカネアオチドリなのか?

背丈は10~15㎝ほど。

こちらはやや大型の株。この鈴生りにたくさん花を付ける姿はアオチドリとは別物のように思う。

これは三ツ峠で見かけたアオチドリ。

こちらは櫛形山のアオチドリ。
三ツ峠および櫛形山のアオチドリと比べると、八ヶ岳のアオチドリは花の付き方が鈴生りにたくさん付いている。タカネアオチドリの特徴として小型であることと唇弁が短いことがあるが、画像を見比べてみると八ヶ岳のものは唇弁が短い。さらに、この花の付き方を見る限りではいつも見ているアオチドリとは別物、タカネアオチドリで間違いないのではないだろうか。

そしてこれが今回探していた花、琥珀のラン。

折角見つけたのに踏み倒されている。ここは登山道では無いので動物の仕業か?

しかし、別の場所でも発見。

琥珀色の輝き、琥珀ラン。
権現岳往復で13時間半という長時間を要したのは、このような希少な花たちの探索と撮影に多大な時間を要したためである。予定通りのタカネサギソウ、見つかるかどうか分からなかった琥珀のラン、そして何年振りかのケブカツルカコソウにも出会えた、充実した八ヶ岳花山行だった。