春にハナネコノメソウを探しに沢を遡上した際に偶然出会ったキツネノカミソリと思われる葉がずっと気になっていた。キツネノカミソリは春先に一旦葉を出した後に枯れてこの季節に花だけを咲かせる。おそらくそろそろ咲いている頃だろう。甲府市の気温は35℃まで上がってとにかく暑い。塔岩川は甲府市から少し山の上に登るもののさほど高度は高く無く、入り口の気温は30℃だった。暑い中を汗だくになりながら沢筋を登る。

林道脇にはイヌトウバナがたくさん咲いていた。

沢の脇にあった湿地は春先には草地だったがこの季節は泥沼化していた。その中に咲いていたちょっと変わった花。

ヘラオモダカ。山梨県では準絶滅危惧種。ヘラ型の葉が付いているらしいが泥沼で近付き難く分からず。

沢筋を登って行くと突然現れたオレンジ色の花。

キツネノカミソリ。しかしこの場所はもう終わりかけていた。
最初の場所は数が少ないうえに大部分がもう散ってしまっていた。もう少し上流にもあったはずと遡上してみると、今度は大きなオレンジ色の塊が見えてきた。

ありました。キツネノカミソリの群落。

満開の見ごろを迎えていた。

森の中にオレンジ色が映える。

マクロ
さらにその上にある滝の脇にもあったはずだが、その滝は越えるのがやや難しく前回は危うく落ちそうになったなった場所である。そこで今回は前回確認してあった滝の上を越える巻き道を使い上流側から下降する作戦に出る。

春に比べるとだいぶ水量が多く濁っている。

あの滝か?ちょっと雰囲気が違うような?
滝の上流から回り込んでその下を覗き込んでみるがキツネノカミソリの群落は見当たらない。さらに上流まで行ってみるがやはり分からず、どうやら巻き道を使った際に核心部を通り過ぎてしまったようだ。時間は午後4時半になり、戻って探すには時間が足りなそうである。今回は諦めて沢から抜け出し、林道に下りるのだがこの林道への下降もまた崩落していて一苦労だった。

沢筋に咲くキツネノカミソリ。林道をぐるりと回ってまたキツネノカミソリの場所に戻る。
もっと良い感じで沢の流れとキツネノカミソリが撮れるはずだったが今回はこれで辛抱である。2段の滝の巻き道を使ったこともあるが、2台あるGPSのうち前回のデータが入っていないほうを持って行ってしまったのも失敗の原因である。今年は無理としてもまたいつかこの沢筋に咲く美しい花を見に行ってみたい。

林道脇にはイヌトウバナがたくさん咲いていた。

沢の脇にあった湿地は春先には草地だったがこの季節は泥沼化していた。その中に咲いていたちょっと変わった花。

ヘラオモダカ。山梨県では準絶滅危惧種。ヘラ型の葉が付いているらしいが泥沼で近付き難く分からず。

沢筋を登って行くと突然現れたオレンジ色の花。

キツネノカミソリ。しかしこの場所はもう終わりかけていた。
最初の場所は数が少ないうえに大部分がもう散ってしまっていた。もう少し上流にもあったはずと遡上してみると、今度は大きなオレンジ色の塊が見えてきた。

ありました。キツネノカミソリの群落。

満開の見ごろを迎えていた。

森の中にオレンジ色が映える。

マクロ
さらにその上にある滝の脇にもあったはずだが、その滝は越えるのがやや難しく前回は危うく落ちそうになったなった場所である。そこで今回は前回確認してあった滝の上を越える巻き道を使い上流側から下降する作戦に出る。

春に比べるとだいぶ水量が多く濁っている。

あの滝か?ちょっと雰囲気が違うような?
滝の上流から回り込んでその下を覗き込んでみるがキツネノカミソリの群落は見当たらない。さらに上流まで行ってみるがやはり分からず、どうやら巻き道を使った際に核心部を通り過ぎてしまったようだ。時間は午後4時半になり、戻って探すには時間が足りなそうである。今回は諦めて沢から抜け出し、林道に下りるのだがこの林道への下降もまた崩落していて一苦労だった。

沢筋に咲くキツネノカミソリ。林道をぐるりと回ってまたキツネノカミソリの場所に戻る。
もっと良い感じで沢の流れとキツネノカミソリが撮れるはずだったが今回はこれで辛抱である。2段の滝の巻き道を使ったこともあるが、2台あるGPSのうち前回のデータが入っていないほうを持って行ってしまったのも失敗の原因である。今年は無理としてもまたいつかこの沢筋に咲く美しい花を見に行ってみたい。